【梅酒】
「神戸に帰省。希望はそこやからな」
10月、娘は抜群に忙しいらしい
そんなに忙しいとは思えないくらい
１日に何十通とLINEがやってくる
こんなに遠くに離れて暮らしているのに
歩いて３分くらいのところに
住んでるんじゃないか？
そんな錯覚をしてしまう
しかし続けて10月のスケジュール表を送られ
それを見ると
ビックリするくらいに埋まっていて
忙しさが一目でわかるのです
「親孝行やね。忙しいのに
ありがたいね！
お父さんの相手してくれて（笑）」
家内が嵐のようにやり取りする
私たち3人のLINEで
娘と私の終わりなき応酬を読みながら
クスクス笑っている
「怖いね（笑）お正月
期待されてるよお父さん」
もうそんな季節になってきたかと
カレンダーを眺めた
あと2か月くらいか。。
例年これくらいの時期から
少しずつ我が家の買い物の量は増えていき
必要なものはとにかく買い揃えるのです
孫も大きくなり16人の大家族が
年末年始に過ごすので
皆さまのご想像の遥か遠くの賑やかさ
そして消費になるのです
なので目についたもの
気がついたものは買い物をしておくのです
家内など特に溢れるくらい
準備をしていないと気がすまないのです
先日も家内について買い物に行き
一滴も飲めないのに
ぶらっとお酒コーナーを歩いていたら
「梅酒591円」 これは安い！！
しかも量がある！！
なんだかパッケージが
私も飲めそうな気もする！！
元旦の日にみんなで乾杯！ 悪くない！！
イメージだけが膨らみ
先に歩いている家内の買い物カゴに入れると
「ふふふ」
と鼻で笑われた
その夜お風呂に入る前に
家内に何故梅酒を買ったかを説明し
どうせならその前に少し飲んでみたいと言うと
「お父さん大丈夫？梅酒ってお酒よ。」
「大丈夫
ま、でもおちょこ一杯だけ飲んでみる」
「大丈夫かなー（笑）」
結果、たったおちょこ一杯だけ
それもほんの少しの量だったに関わらず
顔は赤くなり声のトーンが上がり
眠たそうになり
身体がポカポカしだした のです
「ね、やっぱりお酒やもんね
お父さんダメやわ」
そう言う家内が夕飯の時
ビールグラスに並々と梅酒を注ぎ
私みたくクンクン匂いを嗅ぐこともなく
迷いなくゴクゴクと口にし
「何だー。甘いねジュースみたい」
だそうです
えらい違い。。
最後までご愛読ありがとうございます
普通のジュースをたくさん買おっと
なっちゃんジュースとかスコールとかね
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい！
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39