【たこ焼きに死す】
「ホヒャーァ！ホヒャーァ！
あがん。。 あがん。。あふい。。あふい。。」
のたうち回る。。
まさしくそのままだった
その姿を見ていた人がいたら
いったい何があったんだ。。
幸い私は気がつかなかったのか
誰ひとり見てはいなかったのがせめてもの救いで
「たこ焼き食べよか？」
「えっ？今食べたら晩ごはん食べれないよ」
「ちょっとだけ食べたいだけ」
「でもさ。。ここのたこ焼き。。
ほら見て。 ね。
ずっと売れ残ってるのか全然焼いてないよ。。
私はハズレのような気がする」
「何で？」
「きっと、もう冷めてるわ。
冷め冷めなたこ焼き。美味しくないって。」
店員さんが聞いていたら
間違いなく怒られたとは思うのですが
こんな時の家内は抜群にうまい？のです
店に付かず離れずの距離を取り
笑顔を忘れることなくボソボソと呟くのです
その姿は
「あ！美味しそ！食べようか。。」
にも見えるのです
その時やめれば良かったのですが
卑しい私はそんな家内を振り切り一歩前に進み
「たこ焼きください！」
こうなると後戻り出来なくなったので
家内も諦めたのか
「お幾らですか？」
「ハイ、350円です！」
その元気で快活なお返事に
少し申し訳ないような気持ちになったのです
「マヨネーズと海苔、あとネギはどうしまひょ？」
「あ、よろしくお願いします。」
そのやり取りを聞いていたら
会員さんからLINEが入ったので
すかさず返信をしていたら家内が
「ハイ、出来たよ」
と言って私にたこ焼きを広げたのです
「今すぐ食べる？車で食べる？」
「今や、今すぐや（笑）」
口を広げてたこ焼きを食べさせてもらったのですが
口に入れた途端、そのたこ焼きの熱さに
冒頭のシーンがあった訳でございました
最初はこんなに笑えるか？ と思った家内が
あまりの私の「のたうち回り？」に
さすがに 驚いた顔をして
「お父さん大丈夫？本当大丈夫？
そんな熱いん？どれどれ。。
うわー。ほんまに熱い！！
これはアカン！ホフホフして食べなアカンわ」
君が「冷め冷めたこ焼き」と言ったから
全く想定外だったたこ焼きの熱さで
ほいよ。と一口で食べてしまったんやないか！
それよりもあまりの熱さに
吐き出せば良かったのに
何を思ったか「ぐびっと」
丸呑みしてしまったのです
あれから3日以上経ったのですが
未だたこ焼きが胃の中にあるような感があり
冷水を飲んだり氷を食べたりしているのです
「熱い。。食道がやられたかもしれん。。」
「うっそー！病院行けば？」
「行けるか！
たこ焼き丸呑みしました。 助けてください！
ご年齢は？ 58歳です。。 クスクス。。
(看護士さん総出で見にくる) 想像出来るわ！」
いったいどうしたらいいのだろうか？
最後までご愛読ありがとうございます
たこ焼きに死す。。
そんなの絶対イヤ。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
資料請求の方はこちらから
メールでお問い合わせの方はこちらから
ご来店ご予約の方はこちらから
お電話の方はこちら078-797-5398です
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39