"なごり雪"
昨日、大阪でお見合いがあったので
会員さんは岡山の会員さんで
わざわざ、大阪までお越しになる。。
それも、19時の待ち合わせ。。
「お父さん、電車で行ってくるよ」
「まぁ、お母さん、わたくし
暇でございます。お供いたしやす！」
と、車で行こうと言う事になり
どうせならと、一回、自宅に戻り
チョコを肩に乗せ
「いざ！大阪！」
となったのです。
電車で行けば30分強で着くのですが
神戸と言っても明石に近い神戸の端から
高速道路に乗って行こうと
ナビに入れると
「到着予定18時08分」
まぁギリギリやなぁと。。
出来るだけ早くに着いて
会員さんを待ってあげ
お相手の相談所さんを
待っていないと気がすまないのです。。
結果、渋滞が少しあったものの
18時15分には
「新阪急ホテル」に着いたのです。
「ちょっと、行って来るね」
「頑張って来いよ！」
「しゃかりきにね！」
ニコニコ！！
何故、こんなに明るいんだ？
緊張しないのか？
「しゃかりき？」少し古ないか？
と思いながらも
飛んで行く様に、ドアを開け
出て行く家内を見ながら
「チョコ、お母さんお仕事。。」
肩に乗って、「ミーアキャット」みたく
家内の後ろ姿を目で追いかけながら
人が溢れる様に歩いている
大阪の夜の街を
興奮しているのでしょう。。
「あれは何？」
「あそこ何？」
「凄い人がおる！」
と言いたいのか
肩の上で、立ち上がり
「ミーアキャット」状態なのである。
「痛い、痛い！！チョーくん痛い！」
と言っても全く聞かないので
少し、外に出してあげよう。。と思い
リードをつけ 抱っこしながら
人混みの中で離すと
「オシッコ！！」連発！！
それも、引っ張り過ぎ！！
「チョコ！！待って！」
大阪の沢山の人混みの中で
急に車から降りて
チワワに(少し大きめ、ほぼ雑種。。)
見えるであろう ワンコを
散歩させている
スーツを着たおじさん。。
「アホちゃうか？こんなとこで。。」
と思われているんじやないか？ と
「チョコ、もういいよ、おいで。」
と抱き寄せたら
「もうちょっと。。」
と言っていそうな顔をしたので
「あきません！！」
と言っても
「目が充血」してるやないか！
アカン。。興奮しとる。。
そんな事をしている間に
家内が、立会いから帰って来たので
「ご苦労！」
「どいたしまして！」
と、車内で、どんな様子だったかを聞きながら。。
「ちょっと。。Ｔちゃん、見てくるわ。。」
と新阪急ホテルのカフェで
お見合いしている様子を覗きに行き
しかし。。
目が合いそうなので
トイレに行く振りをして
横目で見て
元気そうな感じを見て
安心したので 車に戻り
「さぁ、帰ろか！」
と車を走らせながら
「大阪もだいぶん変わったよなぁ。。」
「なんか、都会やね。。」
普段、夜の街に繰り出す事は無いので
「せっかくやから、高速に乗らんと
下道で街を見ながら帰ろか？」
ということになり
大阪から神戸に向かって
帰ることになったのです。
チョコを肩に乗せ。。
車の中で、今日あったことや
色んな話をしながら。。
きらめくネオンが遠くになりだしたので。。
「お母さん、歌聞こか？」
と、いつもの様に
セッティングしている
「かぐや姫」の音楽を入れると
「汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしてる〜」
と流れると同時に 歌いだす、私。。
「今春が来て君は〜」
に絶妙のハモりを入れてくれる家内。。
何千回と、聞いてきただろう
何千回とハモってきたであろう
「なごり雪」。。
「この歌イイですよね。。」
と、初めて家内を乗せた私の車に
かかっていた 「なごり雪」。。
「子供達もすきよね。。なごり雪。。」
「あぁ、そうかな。。」
「チョコは好き？」
見ると。。 もう、家内の肩に乗り
スヤスヤと寝ている。。。
「疲れたんやね。。」
「まぁな。。ミイアキャットやからな。。」
「はい？」
最後までご愛読ありがとうございます。
しかし、何千回聞いても
「なごり雪」はいいんだよなぁ。。
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Posted at 09:40
