”コメダ珈琲にて”
「お母さん、Ｓちゃん言うとったやろ
コメダ珈琲行ったって」
「うん、名谷のところやろ
どうしたん？」
「今日、一応休みやし
朝から、モーニングでも行こか？」
「行きたーい！」
そうすると、目覚め10分以内で
車には乗り込む事が出来るのが
家内の素晴らしさ？で
用意に入ると
全ての行動が早い、早い！
高速着替えもさることながら
その間に顔を洗い
洗濯機を 回し
チョコの水を変え
全部屋の戸締りを確認し
軽く髪を縛り
ダミーサングラスをかけ
ゴミの日を確認し
キュキュと、ゴミを
ナイロン袋から出して
ハイよ、お待ち！
となるわけで
そのスピードは、見ていても
「やっぱり、この人？元気。。」
と思ってしまうのです。。
私はと言うと
階下に降りて
ボーっとそれを眺めながら
「チョー君はどうする？
行く？行きたいの？」
と、100%連れて行くのは
わかっているのに
何故か、毎回
「チヨー君はどうする？行く？」
と聞いてしまうのです。
もちろん、チョコは
私達の二階での話を
聞いた瞬間と 言うより
毎日、朝起きた時から
「私の顔を、よくもそんな涙目で。。」
と絶望的凝視？をしているのです。
そうなると、チョコとしては
「何か今日は違うぞ。。」
と家内の動きを見て
いち早く、玄関の所へ走り
何故か「オネエ座り」をして
待っているのです。
さも
「私は行きます
当たり前です」と。。
そして、出発！！
目指すはコメダ珈琲じゃ！！
「お腹空いたなぁ
モーニングあるやんな？」
「私、何たべよかなぁ？」
妄想が膨らみながらも
車は コメダ珈琲！名谷店！
「あ！何か美味しそう！
このサンドイッチ」
「でも、どれどれ。。
飲み物頼んだら
トーストと玉子ついてる。。」
「せっかくやから
サンドイッチ食べようよ」
「そやな、じゃ俺
このホットサンドやな」
「じゃ、私、この
柔らかそうなサンドね」
そして、優しそうな店員さんが来られ
「お決まりになりましたか？」
「ハイ、このサンドイッチと
このホットサンド
あとアイスコーヒー二つ」
「アイスコーヒーは少し甘めに
お出しすることも出来るんですが」
「いやいや、無糖で、私は。。」
「私は甘めで」
「それと、アイスコーヒーをお頼みで
モーニングが付いてきます
トーストとゆで卵が
如何なさいますか？」
「ちょっと待って
サンドイッチを頼んでるけど
モーニングが？
それって食べれそうかな？」
「お客様にもよりますが
少し多いかと。。」
「多い。。確かに
このサンドイッチは多そうやね。。」
「私からの提案ですが
トーストとゆで卵は
それぞれ付いているので
勿体無いので
サンドイッチをお一つに
されたら如何でしょうか？」
「それがいい！！そうしよう！
じゃ、ホットサンドかな」
と言い出したら家内が
「サンドイッチで。。お願いします」
結果
家内の選んだサンドイッチを
半分ずつと、トーストとゆで卵を
食べたら もうお腹一杯！！
外に出て
待たせていたチョコを
車から出して
散歩させていたら
電話が鳴り。。
えっ？今何時？8時。。
「先生！今大丈夫でしょうか？」
早！！
一応今日休みなんですけど。。
まぁ全然大丈夫！
「おはようございます！！
どうされましたか？」
やはり天職か？
それとも向いてないか？
最後までご愛読ありがとうございました。
夜もお見合いでした。
上手くいったみたい。。
ヒヒヒ。。
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Posted at 09:17
