【縁側でお昼寝】
「ちょっと寝てくる」
平日の昼下がりテレビを見ていると
感染の専門家なるこの人が
画面に出てくるだけで
申し訳ないけれど憂鬱な気持ちになるので
隣の和室の縁側に逃げ軽い毛布をかけ
スマホを見ながらうとうとするのが
最早日課になっているのであります
春の日差しが
「早く眠たくなりますように」とばかり
これまた抜群の過ごしやすい空間を
与えてくれるのであります
3度目の「非常事態宣言」
そう言えば一年前のGWも
非常事態宣言だったなぁ。。
と考えていると
ガクンとなったように眠りに落ちたのです
30分ほどうとうとしていたでしょうか?
リビングの方から
家内のかすかな笑い声が聞こえて
目が覚めたのです
きっと録画していた
「探偵ナイトスクープ」を見て
笑っているのだろうと想像していた
自粛期間なので
不要不急の外出は避けるようにと
真面目に取り組んでいるのが
せめて国民の義務のような気がして
それでも自宅でありがたいことに
仕事があることにも感謝をしているのです
こんな時だからこそ
出来ることもたくさんあると
庭の掃除や熱帯魚の水槽を洗ったり
家内は家内で
いつでも気持ちよく暮らせるようにと
毎日布団を干し家の掃除を隅々までし
無い食材を工夫に工夫し
食卓に並べるのであります
それを大体お昼までにこなすと
昼食を過ぎたあたりから睡魔が襲って来るので
私→縁側→昼寝となるのであります
しかしこれがまた抜群に気持ちいいのです
この昼寝を充実させるために
午前を頑張る
と言ってもいいくらいなのであります
何を呑気なこと?
と思われた方もいらっしゃると思いますが
今はいろんな意味で
動く訳にはいかないような気がするのです
医療崩壊が叫ばれる昨今
もし何かあれば
誰かに迷惑をかけてしまうかもしれないので
ここは静かに過ごすべきと考えるのであります
そのため私は縁側でお昼寝をするのであります
「ただ眠たいだけやん(笑)」
読み終えた家内が
向こうのリビングで言ったのを
私は聞き逃さなかった
最後までご愛読ありがとうございます
昼寝出来んくらい忙しくなりたいわ
早く元の日常に戻りたいな
Posted at 09:39