【狂犬病予防接種の日】
ついにこの日がやって来たか。。
カレンダーに押しピンにて貼られていた
「狂犬病予防接種のお知らせ」
福山そらちゃん。 チワワ。一歳。小型犬。
「お父さん。早く行かないとアカンよ」
と、言われながら
すでに約１か月が過ぎようとしていた
狂犬病予防接種は飼い主の義務であり
もちろん行かなければならないのですが
昨年あの診察台に載せられブルブル震え
あの優しい獣医の先生に威嚇している姿が
あまりにも見てられなく
可哀想でその上おバカ過ぎて
「お父さん、しっかり抱いててよ（笑）」
そう先生に言われ
「ハイ。そら！大丈夫やからな
大丈夫！大丈夫！」
暴れまくるそらを何とか落ち着かせ
「先生お願いします！」
そう言ったものの
注射を射たれている姿を見れずに顔を背けていた
そのあまりの情けなさに家内を筆頭に
獣医の先生や受付の女の子までもが
ゲラゲラ笑っていた
あれから一年。。
またあの悪夢のような日を迎えていた。。
「やっと行く気になったん？（笑）」
「行かなしゃーないもんな」
「お父さん、大丈夫！
今回は私ひとりで行くから車で待ってて良いよ」
！？？ なんと素晴らしい提案！！
「もうあんなの見てられないから（笑）」
結果、車の中でひとり
無事に帰って来ることを祈り待っていたら
「はぁはぁ」言いながら
そらは何事もなく帰って来たのです
「大丈夫やったか？」
「先生がお父ちゃん甘やかしたな？
って言ってたわ（笑）」
「で、何て言ったん？」
「そりゃ本当にひどいくらい
甘やかしてしまって（笑）って言ったわ」
きっと車で声を殺し待っていることを
先生、スタッフ、家内と全員で
笑っただろうことは安易にわかる
しかし私はそれで良いのだ！
注射姿などを見るくらいなら
多少笑われてもいいのだ！
それを家内に言うと
「何偉そうにゆうとん？（笑）
注射くらいで（笑）」
と、いうことで
家内の私への評価が
激下がりになりました
あー。。
狂犬病注射など無ければ良いのに。。
最後までご愛読ありがとうございます
肝心の我が家のそら。
何もなかったように
お庭で爆走中でございます。。
人の気も知らずに。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい！
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39