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「ありがとう」  [2022年04月14日]
【「ありがとう」】
 
 
3台のトラックに5名の作業員の方たちが
 
慌ただしく荷物を詰め込む
 
 
そのひとりひとりに頭を下げ声をかけていく
 
 
何事?と思うご近所の方にも
 
家内は丁寧に話しかける
 
 
昨日、家内の実家の荷物を
 
全て整理廃棄するため
 
早朝から向かった時
 
時計を見ると朝の6時30分過ぎでした
 
 
霧がかかる朝の道が
 
どこか悲しげに見えたのですが
 
私は口にはしませんでした
 
 
義母が1月に入院し
 
そのまま老健施設でリハビリをし
 
その後、ありがたいことに
 
義母、家内が望んでいた
 
特養ホームでの入所のスケジュールとなり
 
長年住んだ実家には帰ることがないので
 
昨日が実家との最後の日になったのです
 
 
義母は昔の人、そして田舎の人なので
 
物を大切にするというより
 
とにかく物を捨てられないのです
 
 
なのでどこになにがあるのか
 
そして何を置いてあるのか?
 
全くわからないのであります
 
 
そのため、義母が入院してから
 
軽く10回は往復して、大切であろうもの
 
きっとこれは残したいだろうと思うものを
 
考えれる全てを集結し持ち帰ったのです
 
 
義父が亡くなり
 
30年近くひとり暮らしをしていた
 
全ての形跡をつぶさに見ていると
 
残されていたのは
 
私たち家族や兄家族の写真、孫たちの写真
 
 
そして家族からの手紙お年玉の袋などなど。。
 
その膨大な数があらゆる段ボールに詰め込まれ
 
ひとつひとつを見ているだけで
 
涙が出てくるのです
 
 
「お母さん。こんなんまで残してる。。」
 
 
家内が50年以上前に使っていた
 
トッポジージョのスプーンを大切に残していた。。
 
 
 
私はとにかく家内に
 
捨てて絶対に後悔して欲しくなかったので
 
何回でも行くと決めてたのです
 
 
全ての作業を終え自宅に帰ると
 
疲れたのか鉛のように身体が動かず
 
家内とふたり
 
 
「今日はラーメンでも食べに行こか」
 
 
と、近くのラーメン屋さんに行き注文したあと
 
急に家内が最近では見たことない
 
背筋をキリッと伸ばし私の顔を見つめ
 
 
「お父さん。本当にありがとう」
 
 
と、頭を下げようとしたので
 
とにかく恥ずかしい気持ちが先に立つので
 
ありがとう。のとうくらいで家内の口を止め
 
 
「ま、無事終わって 良かった良かった」
 
 
と、言うと
 
私の性格を知り尽くしている家内が
 
笑い出したのです
 
 
渾身の家内の
 
 
「ありがとう」
 
 
恥ずかしかったけど嬉しかったのです
 
 
「ありがとう」
 
 
最後までご愛読ありがとうございます
 
 
義母から家内にタイミングよく電話あり
 
 
 
「毎日楽しいのよー!ありがとう!」
 
 
だって。
 
良かった、良かった
                
 
 
 
  
 
 
                      

 

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Posted at 09:39