【鯉(恋)焦がれ】
「お父さんの出番でーす!」
家内からまな板と包丁を渡された私が
素早くパンの耳を細かく切っていく
「これくらいでいいか」
袋半分くらいになったのを
手に持って確認しポケットに入れ
向かう先は 車で5分くらいの
「須磨寺公園」という場所で
目的は須磨寺の池に住む「鯉」に
パンの耳をあげに行くのです
ここの鯉は
ご機会あれば一度見ていただきたいのですが
それはそれは巨大化している鯉なのであります
可愛い!!
なんて完全に通り越し
大きく広げた口など
我が家のそらなど
一口で食べられそうな勢いなのでございます
本日も私が近づくだけで
ありとあらゆる場所から鯉が集まり
それと同時に鴨までが集まり
私と家内がパンの耳を巻くと
それはそれは白熱のパンの耳争奪戦!
になるのであります
鯉と鯉がひしめき合い
その横から鴨が羽根を広げエサを食べに来る!
まさに修羅場と化した池の中を
そらが興味深く覗いている
それは皆さまのご想像されるような
優雅な餌やりなどではなく
生死をかけた時間に思えるのであります
それでも私があげないと
ここに住み着くお腹を空かせた鯉達が
餌に困っているような気がして
せっせと出来るだけ鯉に会いに行くのです
「確実に見るたびに巨大化してるね
お父さんあげ過ぎちゃう(笑)
お父さんの姿見たら嬉しくて
鯉達飛び跳ねてるし(笑)」
だそうです
鯉(恋)しちゃってるのかもな私
なんてね(笑)
最後までご愛読ありがとうございます
しかしよく食べる鯉達。。
なので我が家は基本食パンが多くなる
誰かパンの耳ちょうだい!!!
Posted at 09:39