【昭和コースに通う意味】
「久しぶりにお風呂屋さんに行こか」
お盆もお見合い立会い来客と
何かとバタバタしていた
夕方には本日お見合いの会員さんから
続々と連絡が入ってきたがひと段落し
クーラーもつけっぱなしなので
少し涼しく感じていた
あまりに暑い日が続き
私たちの大好きな銭湯も
そういえばここ1ヶ月くらいは
行っていないなぁと思い
家内を連れて昔住んでいた街の
銭湯に向かったのです
車で30分以上かかる場所に
昔からの銭湯がそこにある
番台に座る若者は3代目で
彼のおじいちゃんの代から私は通っていたので
もうかれこれ45年以上になる
どうして私は同じ場所懐かしい場所に向かうのか?
答えは簡単で
「残して欲しい」一心なのであります
銭湯に限らず何十年と通った店や場所が
ある日突然消えてしまったのを幾度なく経験し
その都度寂しい気持ちになるので
微力ながら応援したいのであります
時代はどんどん変わり新しくなるのです
街の銭湯もどんどん消えていく
それをなんとか食い止めたいのです
「もうやっていかれへんねん。。」
寂しそうに呟いた通っていた銭湯の
おじいちゃんたちの声を聞きたくないのです
なので銭湯で出来ることは
コーヒー牛乳を飲んで100円マッサージをして
可能な限りお金を落としたいのです
そんな私を理解に理解をしている家内は
私以上に古い場所に向かうのが大好きで
気取った店に行くより
いわゆる「昭和コース」に行くと私が提案すると
ありがたいほど小躍りするように
ついてきてくれるのです
十分過ぎるほど銭湯を堪能し次に向かったのは
これまた私が学生時代から通っていた
中華料理の名店 「天一軒」であります

このお店の名物
鳥モモの「ヤワ。カタ」が大好きで
家内は「カタ」

私は「ヤワ」で

45年変わらぬ一度食べたら病みつきな味で
家内は瓶ビールを飲みながら
風呂上がりの髪をかきあげ
「あー幸せ!!」
本当に嬉しそうなのであります
店の中はごった返していて

カウンターで別に私たちの頼んだ
「レバニラ炒め」や

「焼きそば」がところ狭しと運ばれてきて

店内の活気は相当なものなのであります
「お父さん、外もいっぱい並んでるよ
早く代わってあげないと」
急いで食べて表に出たのです
「ここは絶対つぶれへんよね(笑)」
「なりゃいいけどな。残したいよな」
コインパーキングに向かうまでも
家内は久しぶりの昭和コースが
よほど大満足だったのか
しゃべりまくりのしゃべりまくりだったのです
しかし家内はお酒が少し入ると
変わらず昔の子供たちの話になり
これも昭和コース?だと思え
子育てを全て終えたけれど
あの時代「昭和」が懐かしいのか
今そこに子供たちがすぐそばにいるかのようで
家族で貧乏だったけれど銭湯に行き
たまの贅沢と外食にむかい
狭いテーブルで家族5人肩を寄せ合って分けるようにして食べた
あの時代が忘れられないのだと
今さらながら感じるのであります
家内にとっても私にとっても
実は「昭和コース」に通うのは
そんな意味もあるのかもしれない
最後までご愛読ありがとうございます
「令和コース」も考えなくては。。(笑)
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Posted at 09:39