【ぱんつ隊員】
「じいじはぱんつたいいんね」
「なんでぱんつ隊員なん?」
「いつもぱんつだから(笑)」
先日から娘一家が帰省していて
てんてこ舞いの我が家なのであります
本日はありがたく? 娘の提案により
女性チームと男性チームに別れ
家内、娘、ひまりの女性チーム
私、いぶきの男性チームで別行動になったのです
女性チームはゆっくり買い物をしたいらしく
怪物いぶきは、釣りのコインゲームをしたいので
「じいじ、宜しくね」
と、なったのです
意気揚々と出かける女性チーム
それに負けないくらい張り切っている男性チームの
隊長いぶき。。
「やった!ゲーム!」
近くのゲームセンターに向かう道すがら
車内でひとり興奮している隊長
「じいじはぱんつたいいんね」
訳のわからないことを言っている
我が孫が何を考えてるのか?
そんなことを考える暇を与えてくれる猶予もなく
ゲームセンターに着いたのです
一目散に釣りのコインゲームに向かう
いぶき隊長は
いつの間にこんなゲームが出来るようになったのか?
周りが見えてないくらいの集中で
次から次と釣り上げてコインを増やしていくのです
![](http://all-in-one-cms.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/besca-kobe.com/files/ibu3.jpg)
しかし、そんなに永久にゲームが出来る訳ではなく
1時間もすれば、コインが尽きたのであります
ゲームに向かうあの興奮な姿を見ていると
少し可哀想に思ったので
以前から考えていた本物の釣りをさせてあげたいと
不肖私 ぱんつ隊員は考えていたのです
「隊長、本物の釣りに行こか?」
「えっ?ホント?」
輝く目を見たら、私は車で1時間はかかる
有馬温泉にある「マス釣り」に向かったのであります
「ホントにおさかないるかな?」
すでに隊長の風格は消え
1時間も山に向かって走る不安が出てきたのです
わずか5歳の孫で
年に数回しか会わないじいじの私と2人で
一日中過ごすことの不安があると思うのであります
いくら娘曰く「そっくり過ぎ!」 似ていると
誰からも言われる性格と顔であろうとも
きっと2人きりは不安だと思うのであります
しかし、そんな私の気持ちを遥かに超え
一度不安そうな顔をしたくらいで
ずっと私といぶきとの、この一日は
隊長と隊員の関係だったのであります
マス釣りでは
周囲がビックリするくらいの大きな声で
「とりゃ〜!どうだ!」
![](http://all-in-one-cms.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/besca-kobe.com/files/ibu4.jpg)
一投ずつ変な雄叫びを上げて釣竿を投げる
隊長の釣り上げた魚をバケツに入れて
私が魚を掴みそこねると隊長自ら
「とりゃ〜!」と言って
魚を両手で掴み上げバケツに入れるのです
その果敢な姿は
さすが隊長!と 思う訳であります
きっとコインゲームと本物の釣りが
どこかでリンクしているのか?
どんどんパワーアップするのであります
結果、あっというまに6匹を釣り上げ
さらに隊長希望の「鮎のつかみ取り」
![](http://all-in-one-cms.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/besca-kobe.com/files/ibu5.jpg)
にて2匹を掴み
トータル8匹の釣果になり
![](http://all-in-one-cms.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/besca-kobe.com/files/ibu6.jpg)
その場で魚を唐揚げしていただき
1匹食べたあと 隊長が
「みんなにも食べさせてあげたい」
そんな提案があったので
残りは お持ち帰りとなったのです
散々遊び、帰りの車の中で少しは寝るかな?
そんなことを一ミリでも考えた私を
嘲笑うかのような隊長の元気さ。。
こちらがぐったりすることも
許してくれそうにない雰囲気であるのでした
結果、夕方まで2人だけの一日を過ごしたのです
「じいじ、また2人で行こうね」
車から降りる時に
ニコニコ笑いながら私に向かって言ったいぶき
その時は
あの「ぱんつ隊員」ではなかったのであります
最後までご愛読ありがとうございます
しかし私に似てるかな?
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39