【Nの思うツボ。。】
「めっちゃラッキーやねんで！聞いて！」
またまた出ました。。
我が娘、Nの元気な声。。。
「どした？」
「あのさ。Kーすけのお母さんに
25日帰るって言ったらさ。。」
「ふんふん。。」
「私たち、有馬温泉に泊まってるから
貴方たちのお部屋も取るから
一緒に行きましょ。。って言ってくれてんで！
有馬温泉！ それも別館！めっちゃ高くない？」
「そりゃ高いわ。
一泊、家族で10万くらいはするで！」
「えっ！！そんな高いの！
ラッキー！！有馬温泉！！」
先におことわりしておきますが
今年が特別ではなく
実は毎年、娘一家は旦那の実家に
「ラッキー！！」なことをして貰っているのです。
お正月はホテルで会食。お年玉。。
お年玉と言っても
それはそれは半端な額ではなくて
ちょっと口に出すと
ドン引き？するくらいの額を
義父母からだけではなく、その兄弟からも
「ラッキー！！」を頂いているので
聞くたびにビックリさせられ
これがセレブか。。と
俗人の私たち夫婦には
「こんな世界があるのか。。」と思うのです。
ひょっとして、私たち夫婦よりも甘甘な両親を
娘は、「ラッキー！」と
思うツボにしている？のだと思われるのです。
しかし、日々、義父母に対しての
ホウレンソウ？は徹底しており
一年に何度も無い帰省期間は
まさしくNの思うツボになりがちなのです。
そのおかげで、娘一家は
最高のお正月？いやいや春先くらいまでは
幸せな安定した日々を
過ごしていると思われるのです。
お父様は、神戸では著名な大学の教授で
先日も、何気に新聞を読んでいると
一面を使って、その先生の論文？論評が
写真と共に 掲載されているのです。
「N新聞出てたで！」
と娘に言っても
「うーっそ！凄いね！Kパパ（笑）」
全く興味ないのです。
「でも考えたら、ひまりもいぶも
こんな偉い先生の孫ってことやんな。」
「そうそう。（笑）頭良いかもね。（笑）」
「間違ってもアカン遺伝子が入ったら困るな。
特に福山の血。それもお父さん。（笑）」
「お父さんも先生やん（笑）
でも、誰の血が濃いかな？」
「Kーすけやろそりゃ？」
「Kーすけだって国立大学の大学院出やで。。。
でも面影ないけどね（笑）」
「じゃぁ。誰やろか？」
「そうやね。まぁ誰でもええわ。
元気やったら。楽しく生きて欲しいわ。」
「明るいからええな。それが一番やで
もうすぐやな帰ってくるん。。」
「もう興奮！めっちゃ楽しみ！！
お父さん、靴買って！！」
31歳の娘が迷いなく、私にねだる。。
小学生の時と全く変わらない。。
「アホか！いやです！（笑）」
「買ってよー」
羨ましいほどの、明るさ。。
しかし結果、娘が帰って来たら
全て娘の思うツボになる。。
それは毎年のこと。。
毎回、娘が帰省してから帰っていった後。。
夫婦で
「Nの全て思うツボでしたな。（笑）」
と会話をしているのです。
そう言いながらも、娘の思うツボになりたい。。
と願うのは家内はもちろん、私たち以上に
義父母たちも、切に願っていると思われる。。
娘にとっては、きっと
手玉に取るが如く簡単なことだと
私にはどうしても思えるのです。
まぁ私だけは
Nの思うツボにはなりませんけど。。。
断じて。。
最後までご愛読ありがとうございます。
その次には、息子たちが帰って来る。。
これも息子たちの思うツボ。。
家内は、これまた最高に甘甘なのだ。。
あぁ。。危険度1000パーセント。。
合掌。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39