"のど自慢ザワールド"
「387点！この子
ビブラートが弱かったと思う」
「あ！勿体無い。変調してるのに。。」
「アカン、この子は、喉で唄ってる。。」
先日、テレビで放映された
「のど自慢ザワールド」
各国のそれぞれ、のど自慢の代表が
日本の唄をカラオケで歌うのですが
毎回、この番組を見るのが楽しみで
私ももちろん大好きなのですが
家内と見るのが嫌になってくるのです。。
前述の様に
カラオケに対する家内の「厳しさ」は
番組出場者が聞いたら
かなりの確率で
気持ちが萎えると思うのです。
家内は、子供の頃から
「声楽」「ピアノ」「合唱」
とやっていた 音楽少女で
中学生の時には
「合唱コンクール」でNHKに出て
入賞したほどの強者で
特にソプラノの声は
よくもこれだけ声が出るなぁと
思ってしまうのです。
絶対音感に対しての自信は
相当なもので
生活をしていての 生活音すらも
「今のドミソ」とわかるらしいのです。
そんな家内ですから
この様な番組を見ていると
「うるさい。。うるさい。。」のです。
一曲、ちゃんと聞いてくれたらいいのに
そんな事は滅多に無く
曲が始まり歌いだしたと思ったら
「あっ！これは！384点！」
になり、それがまた
かなりの確率で当たる！のです。
悔しながら。。
今回も、全員が予選を歌い
上位6人の決勝となったのですが
「この子、優勝！」
「なんで？俺は
このジェレミーやと思うで
瞳を閉じて。完璧やろ。」
「歌的には、このおデブちゃん
完璧やと思うけどね」
(ひどい。。)
「そうやろ。そりゃそうや」
「しかし、このハンサム君の勝ち！！」
「なんでよ？」
「ビジュアルやね。」
「はぁあああああああ？」
「歌ちやうんか？」
「歌やけど、ビジュアルも大事やって。。」
「でも、このメロディー
俺の方が上手いやん。。」
(私のカラオケは
玉置浩二さんのこのメロディーから始まる)
「確かに。。お父さんの方が上手いわ。。」
「そうかな。。」
「お父さんのメロディーは、イイと思う。。」
「俺も出たいわ。」
「アカン、アカン（笑）
ビジュアルがアカン！！ハハハハ！！」
結果
ハンサム君の優勝が決まった瞬間
「見てん！！！
やっぱり男前に点が入るよね」
と、自分の事の様に喜んでいる。。
「可哀想に、ジェレミー。。
泣きそうやないかい。。」
「なんかお父さんみたいな身体してんね。。」
「はぁああああ？こんな太ってないわ」
「あんまり変わらんよ（笑）」
家内は、結論ビジュアル？
絶対音感は何処に行ったんだ。。。
可哀想なジェレミー。。
僕は君の味方だからね。。
最後までご愛読ありがとうございました。
「あっ、風呂場で唄ってる。。
メロディーや。。」
結果、ハンサム好きなだけの
中年オバハンやないか。。合掌。。
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Posted at 09:39
