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「ほんまやって!ふっきゃん!」  [2014年10月03日]
"「ほんまやって!ふっきゃん!」"
 
 
「お前も、見たんか?」
 
 
「あぁ。。この目で見た。。
 
   嘘やろ!やで。。」
 
 
「何時頃よ?」
 
 
「放課後やん。暑いし、一回
 
   チャレンジしたい思ってな。。」
 
 
「どうやった?詳しく教えろ!」
 
 
「それがな。。ふっきゃん。
 
   俺は言うとくけど。。初めて見んねんで。。」
 
 
「そんなん、わかってるわ。。
 
   俺らも、絶対今度行くから。。」
 
 
 
私の通っていた、中学校は
 
神戸の山の手の環境が抜群の
 
海がその学校から見渡せる
 
上品な?学校で
 
 
私達の中学校の隣には
 
カナディアンアカデミーといわれる
 
神戸ならではの
 
外人さんのための学校がありまして
 
 
通学路は、一緒なので
 
坂を、その外人さん達と
 
毎日 同じ様な時間帯に
 
出くわして、歩くのですが
 
 
もちろん、神戸に住んでいるから
 
外人さんに会う機会は多いのですが
 
 
その当時、外人さん
 
それも同じ中学生だと思われる
 
白人の金髪女性や
 
 
えっ!中学生?。。
 
 
と思われるイケメンさんが
 
それは、それは
 
びっくりするくらい大人なのです。。
 
 
放課後なんか
 
腕を組んで歩いているなんて
 
普通に見ていたし
 
キスなんか、通学路で挨拶代わりみたいに
 
「グーモーニン!」としているのを
 
ウブな私達はマトモに見る事が出来ないのを
 
笑っている様にしか思えないのです。。
 
 
 
「かっこええなぁ。。
 
 あんなん。。ありか。。」
 
 
「キスしてるで。。
 
 キスやで。。ふっきゃん。。」
 
 
「いつか俺らも出来るやろ。。」
 
 
そんな、陽気な開放的な
 
「カナディアン」の生徒が
 
夏に どうやら、山の川の上流で
 
泳いでいるらしい。。
 
それも、金髪高校生。
 
もしくは金髪中学生が。。
 
 
山奥の隠れた岩陰に出来た
 
泳ぐというより、バシャバシャ遊ぶのには
 
最適な「秘密の場所」で
 
 
それも、女子だけで。。
 
それも。。さすが!アメリカ人らしく
 
(外人は全員アメリカ人と思っていた)
 
 
全てを脱いで
 
「スッポンポン!!」らしい。。
 
 
 
そんな、噂が立ったのも
 
たまたま、違うクラスの
 
悪友H君が見たらしく。。
 
 
「生きてて、良かった。。
 
 金髪振り乱してたで。。
 
 裸や。スッポンポンや。。」
 
 
「ほんまか?」
 
 
「ほんまやって!ふっきゃん!」
 
 
「もうちょっと詳しい教えろ。
 
 裸やったんやろ?」
 
 
「ああ、そうや。」
 
 
「お前、一人で、行ったんか?」
 
 
「うん、俺、山上がって水汲みに行ったんや。
 
 美味しい湧き水、水筒に入れて。」
 
 
「水筒?」
 
 
「あぁ。オカンが喜びよんねん。
 
 山の水。汲んで持って帰っ。」
 
 
「オカンの話しは、もうええ。それで?
 
 
「ほんだら、遠くから
 
 なんか、声が聞こえんねん。何やろ?って」
 
 
「かなり奥か?」
 
 
「かなり奥。そやけど
 
 こんなとこで聞こえたら気持ちわるいで」
 
 
「まぁ誰も行かんわな。。ほんで?」
 
 
「恐る恐る、近づいて
 
 岩の影で見てたんや。。」
 
 
「ほうほう。。早よ言え!」
 
 
「びっくりや。。裸や!金髪や!
 
 嘘やろ!って感じで、怖なって逃げた。。」
 
 
「逃げた?なんで逃げるんや?」
 
 
「だって、そんなもん
 
 怖いがな。チカンやで」
 
 
「確かに、女か?男は?」
 
 
「ふっきゃん。信じてくれ
 
 女だけや。それも金髪や。。」
 
 
「裸か?ほんまに裸か?」
 
 
「パンツ履いてへんのか?」
 
 
「履いてないんやって!
 
 ふっきゃん。ほんまや。。」
 
 
「じゃぁ、聞きたい事山程あるで
 
 〇〇毛も金髪か?」
 
 
「ちゃうねん、それが
 
 パッと見ただけやけど、黒かったんや。。」
 
 
「黒い!そんな事ないやろ。。金髪やろ。」
 
 
「俺もびっくりしたんやって。。
 
 黒かったんや、これホンマに。。」
 
 
「下は黒いんか。。そんなん有りか。。」
 
 
 
こんなやり取りがあった一週間後には
 
同学年の男子生徒で
 
その噂の「金髪裸遊び現場」に
 
行かなかった生徒が居ないくらいの
 
川の上流から、下流まで
 
全て 私達で埋まっていて
 
 
「おい、また来たんか?
 
 お前、毎日来てるがな」
 
 
「お前もじゃ!そやけど、ふっきゃん。
 
 ほんまに見たんか?H?」
 
 
「らしいで、金髪がジャポーンと
 
 飛び込んだらしいで。」
 
 
「たまらんなぁ。。金髪がか。。」
 
 
 
夏休みが入るまでの、ほぼ毎日
 
山の川を汲みに行っては
 
 
「いつになったら泳ぎにくんねん!」
 
 
と思いながらも
 
いつの間にか、その上流には
 
誰も行かなくなり
 
 
そして、その伝説すらも
 
H君の妄想だったんじゃないかと
 
噂される様になり。。
 
 
それでも、私だけは、あの日の
 
H君の真剣な声で、興奮しながら
 
 
「ほんまやって!ふっきゃん!」
 
 
と言った言葉を信じて疑わないのです。。
 
 
今でも。。
 
 
何故か?
 
 
それは、きっとそれが、一番楽しいと思えたし
 
そんな、思春期の淡い想い出を
 
嘘で終わらせたくないのです。。
 
 
皆さんには、無かったですか?
 
そんな、淡い青春が。。。
 
 
最後までご愛読ありがとうございました。
 
 
あっ!ちなみにH君。
 
学校の先生になりました。。
 
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Posted at 09:39