【親への挨拶はどこまでも厳粛に】
「先ず、正座して頭を下げて挨拶をしょうね。」
「えっ？正座ですか！」
「そりゃそうやな。けじめやな。」
先月成婚退会した彼女が
自分の親に、家を出る時
一体どんな感じで話せば良いでしょうか？
そんな相談を受けたのです。
トントン拍子で決まり
もう早くも来月からは一緒に暮らしだし
結婚式自体は年末を予定していて
どうせなら
結婚式までに一緒に暮らした方が
何かと打ち合わせも多いし
早い方が良いんじゃない？
とアドバイスしたら
「そうですよね。そうします！」
と早くも決断し動くところは
彼女らしいなぁ。。と思いながら
しかし。
最後に家を出て行く時に親に
「皆さんどんな感じで挨拶するんでしょうね？」
そう言う彼女に
「親への挨拶はどこまでも厳粛に」
と、念を押してレクチャーしたのです。
「なんだか恥ずかしいけど。
そうですよね。大切なことですよね。」
私たち夫婦が
自分の子供たちそれぞれが家を離れる時に
どれだけ厳粛に挨拶をされたか
お話しさせて頂いたのです。
長男、次男に至っては
こちらが卒倒するんじゃないか？
と思うくらいの挨拶をされたのです。
娘は厳粛とはいかないものの
想いはとても伝わったのです。
しかし、その挨拶は
私たち夫婦の中で
一生忘れられないものになり
その厳粛な挨拶が
「子供たちの覚悟」とも感じ
親の私たちもひとつの区切りと
改めて
「出ていくんだなぁ。。」
と3人の子供たちをそれぞれ
気持ち良く送り出すことが出来たのです。
彼女にも、その厳粛な挨拶をすることで
自分の覚悟、親の覚悟の日として頂きたいのです。
「私やります！厳粛に！」
「おお！！そりゃ良いわ！」
「どうせなら着物でも着てしょうかな？（笑）」
「それはお任せするわ（笑）」
もうすぐ、貴方の大切なお嬢さんが
厳粛に挨拶を致します。
ひょっとしたら
ある日突然着物を着た娘さんが。。
「お父さん、お母さん。
今迄本当にお世話になりました。。。」
うーん。。ちょっとやり過ぎか。。着物は。（笑）
最後までご愛読ありがとうございます。
泣くだろうな。。ご両親。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39