【おお！！たまらん！！】
「じいじとあーちゃんの
おうちにいきたいなぁ。。」
「じいいいじ！！あーーちゃん。
おうちい。。き。。た。。ひ。」
LINEにて、孫のひまりといぶの声が
ボイスメッセージで入って来た。。
耳を近づけ聞くと、その声よりも
どうしてだろうか？
スマホを持つ自分の手のひらが
孫達の、あのツルンツルンの肌を
呼び起こすのだ。。
「触れたい・・・・・」と。。
きっと娘が、私の心を揺さぶるため
子供達に
「ほら。じいじに神戸帰りたい！
って言ってみぃ。」
と言われ、取り敢えず
「言っておこ！」
と孫二人が言わされているのだ。
孫達の声を何度も繰り返し聞いていると
家内が
「お父さん、我慢出来ないでしょ？」
と半笑いで 私の顔を覗き込むのだ。。
「はぁ？別に。。」
「ははん。。さすがNやね
弱いところをついてくるね。」
あっ！またメッセージが入って来た。。
「父の日に直接お父さんに
渡したいだけでーす！」
アカン。。。それが一番アカン。。。
「ね？そやろ？うまいね（笑）」
「。。。。。。。。」
「だって今帰って来ても、忙しいからね。。」
「まぁ。帰りたいんちゃうか？神戸に。。」
「出た！！！！」
「はぁ？帰りたい！って言い出したら
止まらんと思うでNは。。」
「はい！完落ち！！（笑）」
「ひまりやいぶにも会いたいしな。。呼ぶか？」
「アカンって。。（笑）
ホンマにNに弱すぎ！！！（笑）」
「だって。たまらん。。やないか。。」
「まぁまぁ落ち着いてお父さん。
明日なったら又違うこと言ってるって（笑）」
結果
「調整しまーす！」
と言ったきり
きっと子供達を寝かせながら
娘も寝入ったのだろう。。
全くの反応が消え。。
一人残された私に
チョコが、珍しく顔を近づけ
「君の気持ちはわかる。。
痛いほどわかる。。
Nはホンマにうまいんよね。。」
と慰められた様な感になり
さらに、私の手をゆっくり舐めだした。。。
「おお！！たまらん！！」
それを見ていた家内が一言
「たまらん人が多いね、お父さんは（笑）」
最後までご愛読ありがとうございます。
それがどうした！！
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Posted at 09:39