【最強の時間】
「僕思うんですけどねー
お医者さんって
絶対お金持ちや思いますわ」
いきなり何の脈略もない話から始まる
やはり最強だと息を飲む。。
いつもは自宅で家内に
このどうにもならない頭髪を
電動バリカンで風呂場で裸になり
新聞紙を敷き詰め散髪してもらうのですが
皆さんご存知の通り
この寒さによりさすがに寒いので
久しぶりに散髪にやって来たのであります
スーパーに隣接しているこの散髪屋さん
値段も激安、その上早い!
入場から出来上がりまで
時間にして長くて10分
早い時はわずか7分くらいで
完了となる訳であります
ま、今更どうにもならないこの頭髪ですが
悲しいかな亡き母に似ていて
少し伸びてくると
天然パーマがクルクルと爆発してくるので
とにかく短くするしかないのであります
それはさておき
この散髪屋のマスターとの
このわずか7分くらいの時間が
あまりにもトリッキーな話の
連発なのであります
昨日は
「お医者さんは全員お金持ち」
から始まり
「トヨタの車は長持ちする」
「おでんに玉子は要らない」
「靴のサイズは26.5」
「英語を少し話せる」
など抑揚をつけながら
流れるような話の合間に
全く合わせようとしない相槌をうたれ
しかし手は1秒たりとも止まることなく
バリカンを流れるようにスライドさせ
「はい、これでいかがでしょう?」
と後ろに鏡を持ってきて終了!
かれこれ10年くらい通っても
全く心が通わない
それでいていつ行っても
初めて来たお客さんのように
「どんなふうにさせてもらいましょ?」
あまりにも想像を遥かに超えてくる
トリッキーな話を含め
彼の話の組み立てを理解できない
なんというかそのもどかしさと
こんな話になるかも?の予想が
絶対に当たらない自分が歯痒いのです
なのでいつか征服してみたい
「最強の時間」
と考えているのであります
次回はどんな話から始まるのだろうか?
最後までご愛読ありがとうございます
「お父さん凄く楽しそう(笑)」
家内が羨ましがっています
君も行けばいいのに
Posted at 09:39