【「惜しい」】
「もしもし、あーちゃん、
ひまり、テストね
100点じゃなかった、98点だった」
ひまりが家内に
直接電話をしてくるようになった
娘が
「大事な実力テストでさ
頑張って欲しいんよ
なので100点取ったらご褒美で
あーちゃんちにひとりで行けるかもよ
って言ったんよ(笑)」
いよいよ明日なんよな
いよいよ今日なんよねー
と、まるで私たちが
テストを受けているかのような
巻き込み方も娘らしい
しかし、こちらも結果が
気になってくるのであります
「まー何点でもええがな(笑)」
私の言葉に、いつもなら
「本当よねー(笑)」
と、合わせる家内も
「でも頑張ってるんやから
100点やったら良いね
Nも子育て一生懸命やから偉いと思うよ」
あなたは子育てをわかっていない
と、ばかりに言われてしまう
結果は
クラス平均点60点のところ98点で
家内はひまりを褒めに褒めまくり
「よく頑張ったねひまりちゃん
凄い!凄いよー」
と、会心の爆発的ソプラノ声で
電話を切ったあと
そのパワフルさは消えていて
振り返り私の顔を見て
「惜しぃ。」
とアルト声になっていました
この人。100点でひまりが
本当にやってくるかも?と
楽しみにしていたんだ
と、知りました
最後までご愛読ありがとうございます
ちなみに
「じいじに電話代わって」
はありませんでした
わたくし待機しておりましたこと
ご報告致します
ここは「惜しい」ではなく「合掌。。」
Posted at 09:39