【どう伝えるか、どう伝わるか】
気がつけば１時間近く経っていた
電話を切りかなり火照っていたのか
コップになみなみと注いだ水を一気に飲み干した
「うまく伝わったかな。。」
ここが勝負どきだと熱くなるのは
もはや勘のようなものかもしれない
「先生、いかがでしょう？
ご縁になりますでしょうか？」
先方も私以上に力が入ってるのが伝わる
仲人同士お互いの呼吸を計っているような
やり取りひとつで大袈裟ではなく
会員さんの将来を決めてしまうような
言葉になるかもしれない
「私は信じてます。
彼はお世辞なく優しい女性だと思います
もちろん私自身の目が節穴だとしたら
お許しください（笑）しかしどう考えても
いい奥さんになるような気がするのです
いかがでしょう、ここはひとつ
私たちから動いてみませんか？
背中を押してみましょう！」
「福山先生。
私も実は先生に背中を押して欲しかった
いや、きっと押してくださると思って
電話したかもです（笑）
しかしどうやって伝えるか？伝わるか？
ドキドキしてました」
お互い緊張が解けたのか同時に大笑いになり
電話を切り彼女の背中を押すメールをすると
なかなか返信がなく心配したのですが
夜遅く彼女から連絡があり
「次のデートで決めて欲しいくらい（笑）」
そんな嬉しい返信があったのです
あー良かった。
ちゃんと伝わったみたい
最後までご愛読ありがとうございます
ま、嘘なく誠実にうまく言わなくても
伝わるような気が致します
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39