【父の命日】
昨日5月16日
昨日まで降っていた雨が嘘のようにやみ
青空が澄み渡るような晴れになった
亡くなったあの日もこんなお天気だった
「それでは最後のお別れを。。」
そう言われた時まさか自分が
嗚咽が出るほど泣くなんて想像もしなかった
覚悟もしていたし
僭越ながら自分では考えられる全ての
親孝行をしたつもりだった
通夜、葬儀と大勢の家族で
明るく笑いながら見送ることを
何年も前そうずっと前から決めていた
なのに最後は崩れるように泣いていた
何度もブログで父の破天荒さや
それによって私たちは
苦しむことがあったはずなのに
誰はばかることなく涙が溢れた
先月家内の還暦の日
子供たちが帰省し集まった時に
亡くなった父の話になり
どれだけ大変な父だったか
どれだけ私の母が苦しんだかなどを
笑いを込めて話したところ
それを遮るように我が家の長男から
「僕なんか全くそんなん思わへんし
ずっとおじいちゃんは優しかった
良いおじいちゃんの印象しかない
だから受け入れられない」
そう言われた時
この年齢になって初めて
そんなことを口にすることが間違いで
恥ずかしいことと知ったのです
それはまさに衝撃でありました
「お父さんよく頑張ったね」
家族みんなにそう言われたくて
頑張ったつもりがそれは大きな間違いだった
あの楽しいひとときに
私に注意?をした長男も
ある意味勇気がいっただろうと想像もした
今はそれを言ってくれたことを感謝している
仏前に家内が
親父の好きそうなお菓子を
たくさん供えてくれた
私は家族に支えられていると改めて感じた
父の命日でありました
最後までご愛読ありがとうございます
「昭二!美味いめし食いに行こ!」
あのダミ声をもう一度聞きたい
Posted at 09:39