【異常に優しい。】
「お父さん。もう少し頭下げてくれる？」
声色が穏やかで優しい
昨日「おしりのおでき」なるものの
手術をしてきたのですが
これが予想に反して
かなりの「手術」であったのです
手術台に乗せられ
その臀部に麻酔を打つのですが
これがその箇所周辺５箇所も麻酔を打ち
看護師さん2人が私の身体を抑えつけ
「大丈夫ですからねー
頑張ってくださいねー」
淡々と注射するジジイのヤブ医者は
私がその都度
絶叫し顔を歪めるのが楽しいのか
「もうそろそろ効きまっせ。（笑）
ご主人オモロいでんな（笑）」
何がおかしいんだ？
そこにいる全員が
この手の手術に慣れているのか？
それにしても緊張感は微塵も感じない
「じゃ切りまっせ
もう力抜いてもろて 大丈夫やさかい
まだ痛いでっか？（笑）」
「ハイ。心が痛いです」
「心が！ハハハハハハ！」
つられて看護師さんも笑っていた
結果
切除すること20分程度
思いの外巨大化していた「おでき」は
４センチ強になり丁寧に瓶詰めされていた
その物体を写メに取り
その場で家内に送ると
「もう終わったの？
じゃすぐに迎えに行くからね
そこでじっとしてて」
今日、明日は
術後バイ菌などか入ってはいけないと
お風呂もダメ、シャワーもだめで
家内が冒頭にあったように
シャンプーはしてくれるわ
温かいタオルで身体をくまなく拭いてくれるわ
少しでも動こうとすると
「お父さん。大丈夫。ゆっくりしてて
私が全部やるから」
と、いうさながら全面介護状態なのであります
実はすでに全然痛くないのですが
この何でもしてくれる状況と
いずれくるであるかもしれない
全面介護状態の時に
迷惑をかけたくはないけど安心な気がしたし
異常なまでの優しさがただただありがたく
もう少しこのままでいたい願望が湧くほど
薄気味悪いくらい優しいのです
それに引き換え娘など
「それはそうとお尻どうなん？」
と、軽井沢でバーベキューしながら
聞いてきたので
その「瓶詰め」された物体を写メで送ると
「うわぁ」
「おえ」
ただそれだけ。。
優しくはないのであります
ま、そんな一日でありました
って誰が興味あんねん！
(写真は元気だった頃の写真を使用しております)
って、これまたどうでもええわ！
最後までご愛読ありがとうございます
今日も家内に甘えちゃおー！！
私こう見えて末っ子だし
おでき切ってスッキリだし なんか幸せ。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい！
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39