【ロールとんかつ】
家内の声が小気味よい
「ハイ、ハイ、ハイ」
共同作業?にて本日の夕飯は
「ロールとんかつ」を作ると決めていた
カマンベールチーズに大葉
薄い豚肉に少しガーリックパウダーをかけて
パン粉をつけるのは私の役目だ
「2人でやれば早いね」
家内はバットに移すスピードが
少し早いとも感じたのですが
あっという間に12本のロールとんかつに
パン粉がついたのです
「しかし作り過ぎたか。。」
「私そんなに食べられない(笑)
お父さん食べてね」
家内は4本くらいで私は8本になると思われる
ミニサイズといえども
さすがにこの年齢になると苦しい
そんなことを思いながらも
最近二人で
台所に立つことも増えたなぁと考えた
というより
分担で家事をすることを
楽しく感じてきた私がいる
「2人でやれば早いね」
そんな簡単なことを
この年齢近くまで気がつかなかった。。
家内に全てを甘えていたことを
年々嫌というほど思い知らされる
「お父さん手伝って!」
と、言われた記憶がほぼないのだ
いつか自分で気がつくまでと
家内は考えていたとしたらと考えると
少しぞっとした。。
そのことをロールとんかつを
食べながら聞いてみると
「まっさかー(笑)何も考えてないよ(笑)
それよりお父さん
ロールとんかつ美味しいね
子供たちにも食べさせてあげたいなぁー」
いつもみたく美味しいものを食べたあとに
満面の笑みとお決まりのセリフではぐらかされた
しかしその笑顔を見て
また2人で台所に立ちたいと思った
これってやはり家内の
長年に渡る作戦が成功したのかな?
最後までご愛読ありがとうございます
ちなみにロールとんかつは
柚子醤油でいただきました
「あー食った食った!」
Posted at 09:39