【6年ぶり】
「覚えておられるでしょうか?
やっとこのような報告が出来ました
その節は大変お世話になりました
ありがとうございました!
今は本当に幸せです」
6年前私たちの元で頑張った彼女からだった
成婚退会をし見送ったのち
彼女から式の直前
婚約破棄になったと聞かされた時
あまりの理不尽さに
自分なりに出来ることを考え
動いたつもりでしだか
元に戻ることはありませんでした
深く傷ついた彼女に
「ほんまにごめんな」
「先生そんなこと言わないでください
私が悪いんです
先生、私大丈夫です」
あれから6年の歳月が経つたのだ
そんなに簡単に忘れられる訳などなく
あの時、もっと慎重にすれば?
それでも一生懸命にやったじゃないか?
誰も想像出来なかったなどと思っていても
若い彼女を傷つけたことに変わりなどなく
そんな後悔が
今の仲人としての役割の大切さを感じながら
慎重に運ぼうとするのが私にはあるのです
しかし先日
あの日から6年経った彼女から
冒頭の
「先生、私幸せです!
やっと報告出来ました!」
に、嬉しさはもちろんのこと
ほっとしたような気持ちになったのです
急いで便箋を取り出し彼女に
「ありがとう!!良かった!!良かった!!」
と、想いの丈をしたため
ポストに投函しに行ったのです
「お父さん。良かったね。」
私のこの6年間の気持ちを知っている
家内の声は優しかったなぁ
最後までご愛読ありがとうございます
Aさん!本当におめでとう!
そしてありがとう!
Posted at 09:39