【その差は歴然】
次男家族が帰省している
私たちにとって8人目の孫
ひづきちゃんを連れ東京からやって来た
初めてこの手で抱く時
私は毎回ですが
身体の芯が熱くなるような
火照りを感じるのであります
出来れば全身をくまなく舐めたい衝動にも
駆られるのですが
ここはぐっと我慢し泣き出すまでの時間を
楽しむのであります
家内はみんなが帰省するのが
嬉しくてたまらなく
この1週間くらい買い出しに次ぐ買い出しで
冷蔵庫はパンパンに膨らんでいる訳であります
「母さんのごはんが楽しみでさー」
さらっとそんなことを言う息子
「お母さん、ほんと美味しいです!」
気持ちが良くなるほど食べてくれる嫁
そんな二人にあれも食べさせたい
これも食べさせたい
と、とにかく張り切るのです
前日から「唐揚げ」「すじ大根」「豚汁」
と 仕込み
家中に匂いが充満しているのであります
いざ晩餐となると
食卓にはこれでもか!と並び
さすがの息子もあまりにありすぎる
唐揚げを残してしまったのです
「母さん。明日食べるわ。残しといて
しかしこの味は実家でしか食べられへんわ」
その言葉が嬉しく家内はニコニコしている
「お昼はパスタがええなー」
「今回、豚しゃぶも狙っています」
どんなリクエストにも全て応えていく家内
わかってはいるけど
毎回「その差は歴然」を痛切に感じる
今日この頃でございます
「お父さん!!これちょっと運んで!!」
お呼びがかかりました
わたくし行って参ります
最後までご愛読ありがとうございます
「あの子らお腹いっぱいなってるんやろか?」
ご安心ください。なっております(笑)
Posted at 09:39