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きなこちゃんとカンナ  [2021年12月06日]
【きなこちゃんとカンナ】
 
 
いつものそらを連れての散歩コース
 
 
だんだん冬らしくなるけれど
 
全く寒さを感じず
 
力強く引っ張るそらが頼もしい
 
 
町内一周を軽く回り
 
自宅に近い公園の階段を上がりながら
 
きなこちゃんのことを想う
 
 
「今日もおるかな?きなこちゃん」
 
 
家内も同じことを考えていた
 
 
公園の出口に隣接する家に
 
その犬がニョキッと顔を出して
 
こちらを興味深そうに眺めていた
 
 
 
「えっ?お父さん
 
 あの子秋田犬ちゃうん?」
 
 
「うそ!ほんまや!秋田犬やん!」
 
 
毛の質を見ても顔の幼さを見ても
 
まだまだ子供?
 
ひょっとして赤ちゃん?
 
年齢はたぶん生後6ヶ月くらいだとみた
 
 
こちらを警戒しているかのように
 
外門から玄関に続く階段の上から
 
仁王立ちしたみたいにこちらを見ている
 
 
あまりの可愛さに声をかけると
 
 
「ぶぉおん。」
 
 
と抑え気味に鳴いてくれた
 
 
私と秋田犬との出会いは
 
確か私が小学校4年生で
 
熊のぬいぐるみみたいな秋田犬の子犬を
 
父親が「大丸でこうてきた」と
 
段ボールに入れて帰ってきた時
 
あまりの可愛さに
 
自分がどうにかなるんじゃないか?
 
生まれて初めて思ったのを覚えているのです
 
 
すくすくと成長していくその秋田犬を
 
「カンナ」と名づけ
 
両親共働きだった私には
 
最高のパートナーだったのです
 
 
しかしある日学校から自宅に帰り
 
「カンナ」を探すと
 
いるはずのハウスに
 
「カンナ」がいないのです
 
 
考えられる全ての場所を
 
家族で何日も何日も探し
 
帰ってくる気配がして
 
ずっと朝まで庭のハウスのところで
 
私は寝ていたのです
 
 
涙も枯れ果てたころ
 
約一週間くらいでしょうか?
 
住所もなく見知らぬ名前の方から
 
大きめの小包の中に
 
花と手紙が添えられ
 
丁寧に包んだ白い布の中を見ると
 
カンナの血まみれの首輪でした
 
 
「線路に間違えて入ったのでしょう
 
   可哀想な事故でございました」
 
 
そんな内容だったと思うのです
 
 
首輪に着けた名札から
 
私たちの家族の元に
 
その方からの連絡でありました
 
 
泣き崩れる母親と共に
 
あまりのショックに声も出なくなった日を
 
今でもはっきりと覚えているのです
 
 
しかしその3日後くらい父親が
 
 
「おい!大丸でこうてきたで!」
 
 
と、またまた秋田犬を買ってきたのです
 
 
まさかのまさかに母親も私たち兄弟も
 
びっくりしたのですが父親が
 
 
「名前はカンナにした。もいっぺんカンナや」
 
 
それからカンナは私が22歳になるまで
 
長生きしてくれたのです
 
 
そんな私の秋田犬への想いを
 
家内は知っているので
 
「きなこちゃん」に会うのが
 
楽しみで仕方ないのであります
 
 
「お父さん。きなこちゃん
 
 今日もおるかなー(笑) あっ!おった!」
 
 
最近では尻尾をフリフリ出てくるのが
 
愛おしくて仕方ないのです
 
 
最後までご愛読ありがとうございます
 
 
出来るなら
 
秋田犬2匹くらい飼いたいわ
 
さすがに無理か
             
 
  
 
 
                      

 

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心よりお待ちしております。
                         
Posted at 09:39