【母親が残したもの】
「お父さん、お弁当持って行こか?」
昨日、母親の命日
お墓参りに出かける前
仏間でお線香をあげる私に家内が声をかける
「お弁当?」
「そう。どうせならお墓の近くで
一緒にお弁当食べたら
おばあちゃんも嬉しいんちゃう?」
母親が亡くなってもう7年になるのか?
早いと思ったり
もっと時間が経ったようにも感じるのは
何故だろう?
そんなことを考えていた
10年以上、寝たきりだった母親を
家内は本当に明るく前向きに介護してくれた
お医者さんから
「これはある意味奇跡かも?」
生きていることが不思議なくらい
2回の脳梗塞から長く生きることが出来た
そのベッドでの姿を何度も思い返す度
切なく悲しくて仕方なかったのですが
今思えば身体が動かなくとも
話すことも出来なくとも
どんな時でも明るく前向きに
生きなければいけない
と病床ベッドの上から
バカな私に伝えたかった
メッセージのような気がするのです
しかしありがたいことに
その母親の前向きさは
何故か?家内に継承されていて
「お墓参りにお弁当を作っていく!」
そんな発想が湧いてくる
命日になったのであります

しかし神戸の高台にあるお墓に着くと
さすがに寒かったので
お墓の前ではなく近くの駐車場で
二人でお弁当食べたのです
私が大好きな卵焼きを頬張ると
「これは完全におばあちゃん直伝(笑)」
ケラケラと笑う
その明るさこそが
まさにあの母親が残したものだと 感じました
最後までご愛読ありがとうございます
お墓でお弁当。。
通り過ぎた車の中から二度見されました(笑)
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
資料請求の方はこちらから
メールでお問い合わせの方はこちらから
ご来店ご予約の方はこちらから
お電話の方はこちら078-797-5398です
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39