【嬉しいけれど逃げたくなる話】
「あっらー可愛いワンちゃん‼️」
我が家の愛犬「そらくん」を
見かけたご婦人お二人が
こちらが恥ずかしくなるくらい大きな声で
近寄ってこられた
家内が買い物をしている間、私とそらくんは
車の中で待つことがお決まりになっていて
その都度家内が
「ゴメンね、ちょっと待っててね」
何がゴメンなものなのか！！
こちとら車の中でそらくんを堪能させていただく
大切な時間なのであります
なされるがままに身を預けた
すでにマザコン確定のそらくんは
私に抱かれ少し顔を斜に構え
私の抱擁に少し脚をバタバタさせているのです
しかしその時！！
冒頭のご婦人たち
年齢はどう甘く見ても軽く80歳はお越えになられた
それはそれは亡くなった私の母のような
ハイトーンであったのでございます
風が心地良かったので
車窓を開けていたのが運の尽き。。
「あっらー！！可愛ーい！！
この子赤ちゃんやろ？」
赤ちゃんやろ？
それだけでご想像いただきたいのですが
関西人パワー炸裂のご婦人たちなのであります
「ホンマに可愛いらしい顔しとるわ！
ちょっと触らせて！」
「ハイ。ハイ。どうぞ」
抱きついていたそらくんを渡そうとすると
何とそらくん
「うー。うー。うー」
と唸るじゃありませんか！
我が家に来てから一度たりとも
そんなことがなかったので
私もビックリしてご婦人たちに
なんとか取り繕ろうとして
「すみません！！
どうしのかな？ホント申し訳ありません
まだ赤ちゃんなので 驚いたんだと思います！」
するとここからが地獄。。
何を思われたのかご婦人の一人が
作り笑顔？の私を見て
「あんたー！ホンマ可愛い顔してんな！
こんな優しい笑顔ひっさしぶりに見たわ！
あんたええ男やな！
ホンマ可愛いわ！ あんたも見とき！」
「あっら！ホンマ優しい可愛い顔してはるわ」
「な、可愛い顔しとるわこの人！」
いったい何が起こったのかわからなかった私は
「えっ？私？」
「あんたしかおらんやん！
私ら長いこと生きてきたからわかるねん！
あんた優しいわ！顔見たらわかる！」
逃げるに逃げれず
ただただその時間が過ぎて欲しかったのです
もちろん丁寧に丁寧にお礼を述べたら
お2人で「きゃー」と言われて
去っていってくれたのです
今までの人生で
そんな「きゃー！」と
言われたことなどなかったので
その貴重な体験を
買い物から帰って来た家内に言うと
そんなに笑うのか？と思うほどの爆笑をされ
「そらくんのおかげやね」
と、何故か唸りをあげたそらくんのおかげになり
「それもそやな（笑）」
本当貴重な体験をさせていただきました
最後までご愛読ありがとうございます
わたくしおばあちゃんには人気あるのかも
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
資料請求の方はこちらから
メールでお問い合わせの方はこちらから
ご来店ご予約の方はこちらから
お電話の方はこちら078-797-5398です
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39