【生意気坊主】
「牛乳が美味しいんだ
ご飯も美味しいけどね」
先日から帰省中の娘の長男いぶきと
二人きりでお風呂に入りながら
今年小学校に入学したその後を聞いていると
次から次と
◯ソ生意気な言葉が飛び出してくるのです
関東産まれの関東育ちなので
生粋の関西人であるジイジのこの私を
受け入れているのかどうかは定かではないですが。。
「ほんで、学校は楽しいんか？」
「ま。楽しいね。
始まったばかりだから今からだろうね」
何と生意気な！！
ここはぐっとこらえて
「どんな授業が楽しいのん？」
「そうだね。。国語かな。」
「国語得意なんか？」
「得意かどうかはわからないけど、何となくね」
はぁぁぁぁぁ？？なんと生意気な！！！
「算数は？」
「算数は、まだ授業が始まってないからね」
「ふーん。。足し算とかから始まるんか？」
「どうだろうね？」
「もう給食は食べてんのか？」
「食べてるよ」
「美味しいんか？」
「美味しいよ」
「最近の給食は美味しいんや。。
おかずも美味しいの？」
「おかずも毎日美味しいよ、でも特に牛乳だね」
「牛乳が美味しいの？！」
「牛乳。。そしてご飯かな
でも完食はしないけどね」
「完食しいひんのか？なんでや？」
「だって。多いんだよ給食」
「全部食べたらええがな。」
「みんな全部食べないよ、残っちゃってるね」
「残す！！？そんなん怒られへんの先生に？」
「怒られないよ、優しいよ先生」
「そんなもんか最近は。。先生も優しいんや。。
それに給食もそんなに美味しいんや。。
ジイジの子供の頃なんか
牛乳なんかめっちゃ不味いし
ご飯なんかでえへんし、水に濡れたパンと
おかずちょびっとだけやったで
それでも絶対残したらアカン！って
先生に怒られたわ」
「ふーん。。そうなんだ。。
良かったよそんな時代に僕は産まれなくて」
そんな時代に産まれなくて良かった！！！！？？
聞き間違いか？
そんな時代に産まれなくて良かった？？
わずか６歳で
こんなこましゃくれた坊主になってしまったのか！！
「ジイジ、そろそろ上がるよ熱いからね」
髪の毛をかき上げ上がって良い？の顔が
何ともはや生意気なのだ！！
「ちゃんと上がったら身体拭けよ」
「大丈夫だよ」
最後まで生意気坊主いぶきのペースで進み
ひとりお風呂に残された私は彼の先ほどのセリフ
「そんな時代に産まれなくて良かったよ」
その言葉を反芻していたのです
確かにそうかも知れない
しかし時が過ぎるのが早い。。
あの泣き虫だったいぶきが。。
「そんな時代に産まれなくて良かったよ。」
だって。。（笑）
最後までご愛読ありがとうございます
「じゃぁまた来るね」
手を大きく振って生意気坊主帰って行きました
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39