【弾丸の帰省】
目が覚めるとすでに娘からLINEが入っていた
「明日何してる？」
「どういうこと？」と思い
LINEでするのも面倒なので直接電話したのです
「何か御用かな？（笑）」
「神戸に弾丸で帰ろうかと思ってさ」
「いつ？」
「今日」
「今日？今からか？」
「うん、子供らが学校から帰って来たら」
「何しに来るんじゃ（笑）」
「だって帰りたいんだもーん！！
また連絡するからね、迎えに来てねバーイ」
予定では二泊三日の帰省らしいのです
新幹線で3時間かかるとして
夕方くらいには来るだろうと思ったのですが
それまでの時間の慌ただしいこと
朝から家内と二人歯医者を予約していたので
(定期的なケア) それを済まし
昼からは元会員さんが遊びにやって来る
会員さんが帰った後に恒例の冷蔵庫満タンにするため
抱えきれないような荷物を買ってくる
アイスクリームからイチゴからリンゴ
そして午後の紅茶２種類、リンゴジュースに
棚に入りきらないほどのお菓子を買って来るのです
「二泊やで、こんな食べるか？」
「ま、いいやん（笑）」
娘、孫が冷蔵庫を開けて「すんご〜い！」
これを見たさに毎回ラインナップが揃うのであります
用意万端にし新神戸まで迎えに行き
改札を一番で走り抜けたひまりが
「あーちゃん！！」と抱きつき
その後ろで走り抜けてきたいぶきは
あーちゃんがひまりと抱き合っているので
仕方なくじいじの胸の中に飛び込んできたのです
この瞬間のために
生きているようなような気もするのです
それぞれの孫が帰ってきた時のこの嬉しさは
長生きしたいと再確認するのであります
その足で予約していた
神戸の中華料理の名店 「神戸飯店」に向かうのですが
その車中の賑やかなこと賑やかなこと
七ヶ月のお腹を抱えた娘は相変わらず喋るのですが
ひまりもいぶきも怒涛のように喋るのです
とくに私に激似と言われる弟のいぶきは
車に乗って３分で
「じいじ、もりにいってオオカミをつかまえたい」
皆目理解に苦しむようなことを言ってのけるのです
「大丈夫かいぶき？（笑）」
娘に聞くと
「そっくりやろじいじに（笑）」
全く意味不明な返答が返ってくるのです
神戸飯店に着く頃にはすでに１週間分くらい喋り
神戸飯店を出た時には
さらに１週間分くらいを喋っていたのです
レジにて支払いを済ませると
お店の方がポカポカ浮かぶ風船を
子供たちにくれたのです
それをもらって孫は興奮しているのか
そのまま走り回りだし
近くの家電ショップに入って行ったら
風船が「ばあああああああーん！！」
と割れてしまったのです
その音たるや店員さんもびっくりの
爆音になり大慌てだったのです
とにかくどこに行っても何かが起こり
賑やかこの上ない娘と
火の玉のような元気な孫の弾丸帰省
そして張り切り過ぎる家内。。
さてさてどうなることやら。。
最後までご愛読ありがとうございます
１日目は孫たちは興奮し遅くまで起きていたので
寝る時に私が
「明日何時に起きたい？」
といぶきに聞くと布団の中から
「じいじ５時ね！」
と言われたので現在４時半
わたくし起床準備をしております
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Posted at 09:39