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生きることは悲しみを受け入れること  [2018年03月19日]
【生きることは悲しみを受け入れること】
 
 
「息子が生きていたら32歳になってるなぁ
 
 なんてことは考えますな」
 
 
突然だった。。
 
先日、近くのスーパー銭湯に行った時
 
並んで入れる通称「壷風呂」の
 
ひとつが空いていたので
 
これはラッキー!とざばーんと入ろうとした時
 
先客があったので静かに湯に浸かり
 
脚を伸ばし態勢を整えようとしたら
 
その初老の男性から声をかけられた
 
 
「今日は空いてますな」
 
 
「本当ですね。平日だからかな?」
 
 
「よく来るんですか?」
 
 
「まぁたまに。。家内と二人で」
 
 
「そりゃよろしいな。それが何よりですわ」
 
 
そんな始まりだった
 
 
15分程度、どこの銭湯の泉質が良いとか
 
どこの銭湯が幾らするのか
 
たわいもない話をしていたのです
 
 
少しのぼせてきたかも?と思って
 
話を切り上げようとした時
 
 
「お兄さんは、お子さんおりまんのか?」
 
 
「ハイ、孫が5人おりまして夏に6人目が産まれます」
 
 
「そりゃよろしいな、私は娘ひとりになりましたわ」
 
 
「なりました。。?」
 
 
「今からちょうど3年前ですわ
 
 交通事故であっけなくでしたわ」
 
 
「あ。。そうなんですか。。
 
 そんなこととは知らず。。申し訳ありません」
 
 
「なんで謝りはんの?(笑)
 
 でも時の経つのは早いでんな」
 
 
「そうですね」
 
 
「お兄ちゃん死んだみたいやで!
 
 と娘から電話があった時
 
 あんな時って案外冷静になるんですな
 
 わかった。今から行く何処に行けばいい?
 
 自分でも不思議でんねん
 
 今おもたら現実的やなかったんやって
 
 それからですわ、事故の現場がえらい遠いとこで
 
 車で二時間近くかかったんですけど
 
 よー事故せんと行けたな
 
 なんせ135キロだしてブッ飛ばしてましたわ(笑)」
 
 
私はただただ頷くことしか出来ず
 
その男性の話を静かに聞いていた
 
 
3年経った今では気持ちも落ち着き
 
こうやって娘の子、孫を連れて
 
銭湯に行くことが楽しみで
 
くよくよ生きてても息子が喜ばないと
 
考え直したそうです
 
 
その時間は
 
とてつもなく苦しい時間だっただろうと思うのです
 
 
私は何故か遠い昔から人の悲しみや
 
亡くなった肉親の話を切り出されることが
 
本当に多いのです
 
 
今迄お預かりさせていただいた会員さんで
 
ご家族と死別された方は10名以上いらっしゃって
 
少ない会員さんの中では
 
やはり多いのかな?とは思うのです
 
 
「この先生はきっと
 
 私の悲しみをわかってくださると直感しました」
 
 
そのようなことを以前言われたことがあるのです
 
 
何故だかわかりませんが
 
私自身にそれを受け止めることが出来るかもと
 
感じたのかも知れません
 
 
「生きることは
 
 悲しみを受け入れることかもしれないね」
 
 
そんな人たちに
 
僭越ながらそのようなお話をさせていただくのです
 
 
その人の悲しみはその人にしかわからないし
 
まして救うことなど叶わず
 
せめて聞いてあげることくらいしか出来ないのです
 
 
しかし家族を失ったそのことを
 
決してあらがうのではなく
 
まして自分を責めるようなことをせず
 
受け入れることで前を向ける
 
と私自身は信じているのです
 
 
先日の壷風呂のお父さんは
 
先にとっくに上がっていたと思っていたのですが
 
ずっと私がお風呂から上がるのを待っていてくれ
 
 
「いやぁ。今日はホンマにありがとう
 
 ええ時間もろたおもて
 
 ごめんな いっぱい聞いてくれはって」
 
 
「いえいえ聞いてただけです
 
 そんなそんな
 
 待ってもらうほどちゃいますから(笑)」
 
 
「なんでやろ?
 
 他人にこんな話したことないんやけどなぁ。。」
 
 
「たまたま居合わせただけで
 
 きっとお父さんが
 
 話したいタイミングだっただけです」
 
 
「またいつか会いまひょな」
 
 
その笑顔がとても優しいし
 
人としての強さを感じたのです
 
 
「ハイ。。」
 
もう少し何か声をかければ良かったと
 
後ほど後悔もしたのですが。。
 
 
話をするだけで人は楽になる時があり
 
話をするだけで前を向くことへの
 
確認をすることがある
 
 
もし私がそんな方の少しでもお役に立つなら
 
いくらでも聞いて差し上げたいと願うのであります
 
 
最後までご愛読ありがとうございます
 
 
悲しみを知っている人間は強いな
 
お父さん頑張れ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      

 

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Posted at 09:39