【レールの引き方】
「結婚するまでは
親の責任じゃないでしょうか？」
「早く結婚して欲しいのですが
なかなか 思うようにならなくて。。
親の言うことを聞かない子じゃないんですけど。。
こればっかりはいったいどうしたら
結婚したいと思ってくれるんでしょうかね？」
「息子さん失礼ですけどおいくつですか？」
「38歳になりました」
「お母様も早くお孫さんを欲しいと？」
「もちろんです。
私たちも年齢が年齢なので
１日でも早く孫を抱いてみたいと思っています」
先日、お電話にて上記ご相談がございました
詳しく聞くと、そのご子息極めて優秀な方で
中高一貫の有名私立を卒業後
某大手メーカーに就職しご活躍だそうですが
親御さんが望む結婚の報告は未だなく
その気配すら感じないのだそうです
このようなケースはよくあり
お受験に始まり、就職までは
親の思うように進み
親として望む結婚→孫を抱くという
最後の仕上げ？ でつまずくケースが
とても多いのです
「お母様、大丈夫ですよ
ある日突然、結婚するって
言ってくれるんじゃないですか？」
「それを待ってはいたのですが
正直待ちくたびれたのと
最近ではそんな私たちを避けているようで
実家にも帰ってこないのです」
「それは心配ですね。
お母様のお気持ちわかります」
「先生とこれはブログで読んだのですが
お子様三人全員ご結婚されていて
皆さんお子様がいらっしゃる」
「ハイ。まぁ何とかありがたく」
「子供達が結婚した
秘訣みたいなものがあれば
教えて欲しいのです」
「えー！どうだろう？秘訣（笑）
しいてあげれば、結婚はいいものと
子供の頃から教えてきたからかもです
もちろん受験、就活
いろんなことを乗り越えてくれたけど
やはり最終は結婚、子育てまでを
イメージしておりました
そこまでが親の責任かな？なんては 考えてました
運良く全員が早く
相手にも恵まれたことはありますが
結婚しないといけないくらいまでは
子供は親の気持ちを考えて動いていたかな？」
「やはりそうですよね。。
そこが違うんだわ。。
就職して親の役割が終わったような
気持ちになったんです。。」
「大丈夫です、お母さん諦めずに
新しくレールを引くような気持ちで頑張りましょう
難しいことかもしれませんが
子供は子供の人生ですが
少なくとも親の気持ちは伝えましょう
孫が抱きたい！って素直に伝えましょう
子供に遠慮なんかいりません！（笑）」
「わかりました！
背中を押していただきたかったのです
必ず連れて行きますので
その時は宜しくお願い致します！」
「無理矢理はやめてくださいね（笑）」
「もちろんです！
とりあえず資料を送ってください
息子に読むだけでもいいからって送ります」
「わかりました、ご縁あればいいですね」
親が引いたレールは全てが正解だとは
私自身思わないですが
少なくとも、そのレールは
本当に幸せな未来が待っているような
光輝くレールに見えるようなものを
親は見せなければいけないような気がするのです
自信を持ってです
しかし前提として「結婚はいい！」
と言い切れる親でなくては説得力はありません
子供に言う前にそこを夫婦で見直すことから
始めることでもいいのです
親御さんたち諦めてはいけません！
孫を抱かしてもらいましょう！
とてもいい匂いがしますよ
最後までご愛読ありがとうございます
結婚してくれない子供を持つ親御さんへの
心からのエールでした
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39