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青い空が覗けば  [2017年09月17日]
【青い空が覗けば】
 
 
私の住んでいる神戸の町は今
 
風の音が唸り声をあげて窓を叩いています
 
今回の台風で全国で
 
大きな被害がないことを心から願います
 
 
私は子供の頃、両親が共働きで
 
大きな台風が来ても
 
どんなに悪天候であって不安な日でも
 
親が近くに居て
 
「大丈夫、大丈夫」
 
そんなことを言ってもらった記憶がないのです
 
 
当時学校は日曜日しかない休みで
 
商売を始めた両親は 朝早くから
 
私たち兄弟を残し出かけたのです
 
 
母親は
 
 
「ちゃんと鍵だけは閉めときよ」
 
 
「台風やから出て行ったらあかんねんで」
 
 
母親は少し心配そうな顔をして出かけるのですが
 
父親に至っては、全くそんなそぶりすらも見せず
 
今日一日の商売のこと
 
頭の中はそれだけのように見えました
 
 
それを決して、不思議とも思わず
 
むしろ当然のように受け止めている
 
私たち兄弟がいました
 
 
年の離れた長男は
 
部屋で音楽でも聞いていたと記憶するのですが
 
まだ幼かったひとつ違いの兄と私は
 
唸るような風やアスファルトを叩く大雨の音に
 
ビクビクしていました
 
 
窓が揺れ、家が揺れその度に泣き虫だった私が
 
 
「お母ちゃん!お母ちゃん!」
 
 
と言って泣き叫ぶと
 
ひとつ違いの兄は
 
それはそれは気長に気長に
 
 
「大丈夫、大丈夫やで」
 
 
と言って精一杯の笑顔で私の頭の撫でるのです
 
 
長男は、それを見てゲラゲラ笑っているような
 
意地悪な兄でした
 
そんな兄を見て本気で
 
 
「お兄ちゃん死んだらええねん!」
 
 
そんなことを言ったことを思い出しました
 
 
しかしそんな私にとって恐怖の台風が
 
少し落ち着き?と言っても台風の目に入ったのか
 
風が止みこっそり兄が窓を開けると
 
青い空が覗いたのです
 
 
「ほらっ
 
 昭二雨止んでるで青い空やで!見てみぃ!」
 
 
「ほんまや!」
 
 
すると、一番上の兄が同じように顔を出して
 
 
「今がチャンスや!キャッチボール行こ!」
 
 
と言って、近くの広場に
 
私たち兄弟を連れて行ってくれたのです
 
 
その時の風の心地良い感じを
 
不思議にこの年齢になっても
 
台風の度ふと思い出すことがるのです
 
 
 
「いくで!空は青いで!」
 
 
ピッチャーマウンドに立った兄が大きな声で叫び
 
私がキャッチャーをやらされ
 
ひとつ違いの兄がバッターボックスに立ち
 
投げこんだ一球目は
 
見事なまでのど真ん中のストライクでした
 
 
空振りした兄が
 
 
「歌聞いてたから元気なんや。。」
 
 
と、こっそり言っていたのです
 
どうしてこんなに鮮明に覚えてるんだろうか?
 
 
最後までご愛読ありがとうございます
 
 
早く台風が過ぎ去れば良いですね
 
きっと、すぐ青い空が覗くよ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      

 

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Posted at 09:39