【助六】
「お父さん、助六で良い?」
「あぁ。。」
生返事をした私の声が
聞こえるか聞こえないかわからないほどで
助手席の車のドアがバタン!と閉まって
コンビニの入り口に向かって
家内は走り出したのです
お見合いの紹介に向かう家内を車で送りがてら
午後2時の面談の予約が入っていて
三宮13時の紹介から
急いで帰って間に合うかどうか?
1時間あるからきっと間に合うと思うのですが
会員さんの中には約束の時間30分前に
お越しになることもあるので
出来れば30分前にはオフィスに
到着していたいのであります
お見合いのスタート13時なら
家内は30分前には必ず現地で待って
自社会員さんを待ち受けたいので
12時30分には本日のお見合い
居なければならないわけであります
昨日は4件のお見合いだったのですが
姫路、大阪が2件あり
土曜日にしては少なかったのです
その代わり本日、日曜日は打って変わって
自社会員さん同士も含めて
合計9件のお見合いを予定しているのです
しかし昨日は家内の大好きな
お見合いの立会いはたった1件で
ひとりで電車で行かせるのも少し可哀相かな?
そう思ったので車で送ることにしたのです
しかし時間が時間で
ちょうど昼飯に差し掛かる訳で
私の腹時計は悲しいくらい正確で
朝は7時、昼は12時、夜は7時
子供の頃からお腹が空いた?と思ったら
その時間になっている訳でありまして
長年連れ添った家内は
私の腹時計を熟知していて
その時間を過ぎると私はちょうど
車のガソリンが切れたようになり
声のトーンが落ち、どこか集中力が
なくなるような気がするそうなのです
「あ!お父さん!12時!早く食べないと!」
すでに12時を少し回ってしまっていたので
家内は慌ててコンビニに入り
「ハイお父さん助六とお茶」
となる訳であります
「車の中なら助六が一番食べやすい」
3年くらい前にポロっとこぼした一言で
家内は何を勘違いしたのか
私は大の助六好き!になっているようなのです
上記のように
車内で食べなければいけない時は必ず
「お父さん助六買ってくるね、助六がいいやろ?」
私は全く食にこだわりがないのと
家では家内が私の腹時計に合わせ
絶妙のタイミングで食卓に並べるものを
私は食べるだけなのですが
これまた残念なくらい
私の胃袋を熟知しているのです
「お父さん、そろそろお肉食べたかったやろ?」
「お父さん、お鍋やろ?」
私のお腹の中までこの人はわかるのか。。
そう思うと少し薄気味悪いのですが。。
話は戻し
「お父さん助六やろ?」
そう信じこんで
「どう?助六食べたいやろ?」
満面の笑顔でコンビニに走る家内に
今更 「助六以外で」
ともいいにくくなって来たのです
誰かお願いですから
家内を見かけたら
こそっと耳元で囁いて欲しいのです
「奥さん、助六ちゃいますよ。。」って
最後までご愛読ありがとうございます
あ!そうだ!
7月に生まれる次男の子の名前!
福山助六!
良いかもしれない!! (ハイ、お父さん却下)
真剣にご結婚をお考えの貴方
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Posted at 09:39