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毎年聞かされていたこと  [2017年02月16日]
【毎年聞かされていたこと】
 
 
「どけ!わしが代わる!!」
 
 
57年前のこと
 
 
父親が産婆さんを突き飛ばし
 
母親に向かって
 
 
「もうちょっとや!!頑張れ!!
 
 もっと力入れんかい!!」
 
 
当時、父親は警察官で(刑事) 公務員と言えば
 
口の悪い父親曰く薄給だったそうで
 
出産にお金をかけるなんて発想はなく
 
(当時は自宅出産が普通だったそうです)
 
病院ではなく 二人の兄同様
 
自宅で出産だったのですが
 
予定通り。にはいかず
 
出産予定日が4月20日くらいだったそうで
 
なんと2カ月も早い陣痛が
 
母親を襲ったそうなのです
 
 
その話にはまだまだ伏線があり
 
妊娠8カ月だった母親は
 
父親の乗っていたオートバイの後ろにまたがり
 
買い物に向かったそうです
 
 
「大丈夫やろか?」
 
 
そんな母親の心配をよそに
 
 
「任せとけ!
 
 わしはいつでも白バイ乗ってんねんぞ!
 
 何にも心配あらへん!黙って掴まっとけ!」
 
 
きっと、そんな会話があったのは
 
その後の両親を見ていたら
 
安易に想像出来たのであります
 
 
当時はヘルメットの着用などは
 
全く義務化されておらず その上
 
今みたくアスファルトで整備されている道路が
 
珍しいくらいで、あらゆるところに
 
水たまりや穴といった
 
危険がはらんでいた訳でございます
 
 
「どうや!速いやろ?」
 
 
「はんまやな(笑)」
 
 
父親に絶対服従?の母親が
 
意見を言える要素はなく
 
風を切って走っていたそうです
 
 
ところが!
 
 
「アカン!」
 
 
そう叫んだ父親の目の前に
 
車が飛び出してきたのです
 
 
慌ててハンドルを切った父親は
 
車にぶつかりさえしなかったものの
 
その拍子に母親をオートバイから
 
振り落としてしまったのです
 
 
「大丈夫か!!?」
 
 
血相変えて近寄る父親に母親は
 
 
「アイテテテ。。大丈夫。大丈夫(笑)」
 
 
「ホンマに大丈夫か?」
 
 
「どうもないみたい(笑)
 
 この子が守ってくれたんやわ」
 
 
そう言ってお腹をさすりながら
 
 
「よいしょ」
 
 
と、驚くことに
 
またオートバイにまたがったそうです
 
 
「もうええわ、押して帰ろ」
 
 
さすがの父親も、反省したのか
 
帰り道をスゴスゴと帰ったのです
 
 
ところがである!
 
 
その晩に、まさか出産!
 
なんて想像もしなかった母親が
 
 
「アカン。産まれそ。」
 
 
陣痛が始まったのです
 
 
「待て!ちょっと待て!」
 
 
まさか、8カ月!で産まれるとは思わなかった
 
父親の慌てぶりは想像出来て
 
近くの産婆さんを迎えに行き
 
 
「産まれる!!出そうや!!」
 
 
そう言って、オートバイの後ろに乗せて
 
自宅に戻ったらしいのです
 
この辺りが反省なしの父親らしく
 
 
結果、難産の難産で
 
父親が疲れて気絶した産婆さんの横で
 
私を取り出したのです
 
 
この話は毎年、私の誕生日には
 
尾ひれはひれがついて
 
だんだん「ホンマかいな?」
 
 
その話すら
 
今ではフィクションだったんじゃないか?
 
そんなことを考えてしまうのです
 
 
しかし
 
その「私の出産ストーリー」を話す時の
 
父親の臨場感溢れる身振り手振りの口上は
 
誰が聞いてもおもしろ可笑しく
 
泣きあり、笑いありのその上人情味があり
 
近所どころか、その話を
 
私がお会いしたこともない赤の他人から
 
 
「お父ちゃん取り出したんやろ?凄いな」
 
 
と、なんだか父親の武勇伝?
 
みたいな話になっているのです
 
 
そんな父親も認知症になり
 
私のこともはっきり認識することも出来ず
 
そんな父親の毎年の話を飽きもせず
 
泣きながら、そして拍手しながら
 
大笑いして聞いていた母親も
 
亡くなって4年になりました
 
 
私も、この年齢になって誕生日なんて
 
恥ずかしくて言えないのですが
 
あのだみ声で
 
 
「昭二。そやからお前はな」
 
 
そう言って親に感謝しろ!
 
そんなオチになっていたのであります
 
 
その武勇伝?を聞く母親の大笑いと涙。
 
そんな顔が浮かぶ良い想い出なのであります
 
 
最後までご愛読ありがとうございます
 
 
でも、どこまで本当の話なんだろうか?
 
確かめる術がない
 
まぁいいか、なんでも(笑)
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                      

 

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Posted at 09:39