【オカンが生きていたなら】
１月４日 この日は
４年前に亡くなったオカンが生きていたなら
８５歳の誕生日でございました
「あと２分で２０１７年！！
早くチャンネルかえて！！」
「今年ももちろんジャニーズカウントダウン！！」
総勢家族１２名、犬３匹が全く睡魔なし！の
カウントダウンを迎えようとする
我が家の狭い居間でその遺影写真から
私たちが楽しそうで我慢しきれず飛び出してきて
家族全員が振り返るくらい大きな声で
「みんな大きなった！！よー来た！！」
母親ならきっと孫やひ孫の
名前をひとりひとり呼んで
その後に抱きしめたりするのだろうなぁ。。
私はそんなことを考えていたのです
このタイミングで改めて言うか。。
それも大きな声で。。
そんな人が聞いたら恥ずかしいような褒め言葉を
オカンは一切の躊躇も、ためらうこともなく
私がいくつになっても
「昭二！！よー頑張った！！お前は偉い！！」
もちろん、怒られる時はどこであろうと所構わず
「アホかお前は！！！」
と、なるのです 私が
「頼むからやめてくれ！！」
そんな懇願など聞く耳を持たず
「お母ちゃんな、学がないからな
思ったことをそのまま言うだけや」
そう言ってどこまでも正面から
私たちに向かっていたのです
そんなあまりにも正直すぎる
オカンの言葉の数々が
亡くなった今では私には胸に突き刺さり
澱むことなく鮮明な記憶になって蘇るのです
あのストレートな表現が
ズルくなった大人の今の私に出来るだろうか？
１月４日、忙しいお正月が過ぎやもすれば
人々が忘れるような日の誕生日だったオカンに
「こんな日に誕生日やったら損やな
オカンもいややろ？」
そう私が聞いた時 オカンは
「お母ちゃんな。ええんや、それでええんや（笑）」
その言葉が損得を考えない
オカンの全てのような気がするのです
最後までご愛読ありがとうございます
オカン、どうやろ？
俺は良い家族になった！って褒めてくれるか？
真剣にご結婚をお考えの貴方
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Posted at 09:39