【ひとりの怖さ】
「ひとりになるんが怖いんですわ。。
この歳になったらね」
「そうなんですね」
銭湯のサウナに最近ハマっている私
しかし何故かサウナ内でご老人が私に
声をかけてくることが多いのだろうか？
喋りたそうな顔をしてるのだろうか？
「奥様は？」
「いやぁ。。亡くなって１０年になるかな」
「すいません知らずに
余計なこと聞いてしまいました」
そのご老人があまり汗をかかないことに驚き
更に ゆっくりお話しされるスピードが
私には多少辛くなって来たのですが
ここは我慢のしどころともう一度背を伸ばし
「じゃそれからお一人なんですか？」
「子供も出来んかったからひとりですわ」
「すいません。。」
また余計なことを言ってしまった。。と思いながら
「おひとりだったら大変ですね」
「そうじゃなぁ。。
それより何よりひとりが怖いですわ」
「ひとりが怖い？」
「ああ。
ひとりで居てパタッと倒れても
誰も気づかんやろね」
「お家でですか？」
「ああ。そうですわ。
ホンマに怖いですわ（笑）」
「それは怖いですね。。」
「あんた奥さんは？」
「あ。ありがたいことに居ます
子供も３人で孫が４人の合計１２人の大所帯です
でも今は家内と２人です。全員遠くで暮らしてます」
「あんた孫が４人もおるの！？」
「ハイ、なんかすいません。。」
「なんで謝るん？（笑）
ええって、気い使いなさんな（笑）」
その時
サウナでの私の限界時間になってきたのです
「お先出て宜しいですか？ちょっと限界で（笑）」
「ああ、すまんすまん（笑）それじゃまた」
ぺこりと頭を下げ急いで水風呂に頭からダイブして
顔をバシャバシャとしてから先ほどのご老人の
「ひとりが怖いんじゃ」
その台詞を思い出しながら
いつもならもう一度サウナに入るのですが
ご老人が
「それじゃまた」
そう言っていたのを思い出し
「また来ました」
そう言って戻るのもなんだかなぁ。。
そう思うともう駄目で露天風呂に向かったのです
壷風呂に浸かりながら想像したのは
私の 「孤独死。。」
アカン、アカン！！
家内に長生きしてもらわないと
最後までご愛読ありがとうございます
「ご結婚されたらいかがですか？」
ご老人に言えば良かったか。。
結婚相談所をしているというのに
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
資料請求の方はこちらから
メールでお問い合わせの方はこちらから
ご来店ご予約の方はこちらから
お電話の方はこちら078-707-6111です
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39