【トムヤムクンヌードル】
「やっと見つけたぞ！
トムヤムクンヌードル！」
「今からお客さん来るのに大丈夫？
匂うんとちゃう？」
「一回食べたかったんじゃ！」
「また今度にすれば良いのに。。」
以前から一度食べてみたかった
あのトムヤムクンヌードルに
やっと出会った私は
大人気なくそのチャンスを逃したくなかったのです
以前はカップ麺が好きだったのですが
３年ほど前に今思い出しても恐ろしい
不味いカップ麺に出会ったことで
遠ざかっていたのです
その時食べたカップ麺は
得体の知れない食品会社のカップ麺で
いかにも不味そうなカップ麺だったのです
しかし家内が
「この値段信じられない！！
激安！！５９円！！
お父さん美味しいかもよ？」
その言葉につられて食したのですが
スープがまるで動物園の中の
象さんの檻の中のような匂いがしたのです
しかし家内は
「案外いけるね」
と、意地だけで食べていたのです
それからは極力カップ麺は避けてたのですが
誰かがブログでオススメしたのを見て
「食べてみたい！
トムヤムクンヌードル！」
と、なったのです
そして本日
あと30分で来店の予約が入っていたにも関わらず
お湯を注いで待っていると
「あ！お父さん電話！」
私のスマホが鳴ったので慌てて出ると
「あ。すいません。間違いました。。」
何も言ってないのに雰囲気？だけで
一方的に切られたのです
「食べさせて！」
早く忙がないとお客さんが来る。。。
そう思いトムヤムクンヌードルを食べたら
これが美味しい！！
「美味しいぞ！辛くない！！」
それが間違いだった。。。
急いで一気に食べたあと襲って来るあの辛さ。。
口の中で火が点いたようになり
「あ。。アカン。。辛い。。」
するとその時！
「ピンポーン！！」
チャイムが！！！
えっ？
約束の時間より15分も早いぞ！！！
慌てた家内が
「お父さん！！来たよ！
アカンやん！臭いかも！！
早くクチュクチュして！！」
急いで「モンダミン」を出して
私に渡したのです
「わかった！！」
未だトムヤムクンヌードルの残り香がある口内に
モンダミンの液を大量に入れたもので
口の中ではお祭りのような状況になったのです
しかし何ごともなかったような顏をして
「どうもはじめまして。よく来てくれたね」
堂々と偉そうな顏をして挨拶をしたのです
結果
無事ご入会いただき ことなきを得たのですが
お客様がお帰りになったあと家内が
「お父さん漫画みたいねいつも（笑）」
だって。。
情けないったらありゃしない日でございました
最後までご愛読ありがとうございました
結局トムヤムクンヌードルの味は
よくわからなかったのです
でもこれだけはわかる！！
トムヤムクンヌードルの食後すぐ
モンダミンは いけませんぞ！！
真剣にご結婚をお考えの貴方
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Posted at 09:39