【忘れられない銭湯風景】
「あ!!!Kくうん!!久しぶり!!」
先日、家内と仕事終わりのその足で
銭湯に行った時のこと
悲しいかな女風呂の着替え場から
家内が電話で喋っているのが聞こえてきたのだ
それは甥っ子からの電話だったのですが
昭和全開のこの銭湯は
鏡一枚壁一枚隔て
少し大きな声を出すと
声が通るようになっているのです
それはとてもある意味情緒があり
「おおい!!ひとりか?」
「うん。今日は空いてるよ」
露天風呂で多分家内ひとりだな?
と音の気配でわかるくらいなのです
だから何?と思われる方も
いらっしゃると思うのですが
大いなる昔
それは昭和の夫婦?には
当たり前の風景であったのです
銭湯に行きお風呂上がりに腰に手を当て
「コーヒー牛乳」
(それはコーヒー牛乳が一番似合う)
を一気飲み。。
そして迷いなく男風呂から
「おおい!上がるぞ!」
「はいよ」
なんて光景が私は大好きだったのです
「なんでわかるんやろ??
名前も言ってないのに。。」
幼い頃幾度となく
そんな不思議さに興味を持って
お風呂上がりに
男風呂と女風呂とのやり取りを 聞いていると
「はよ帰れ坊主!!」
番台のおじさんに怒られたのも遠い昔で。。
しかしながら飽きることない
私の好奇心は旺盛で
熟練を重ねる年数が多いほど
ほぼ間違いなくその気配で
自分の連れ添いを当てていたのです
「あっ!間違えた。。」
そう感じたのは
若い夫婦が多かった記憶があるのです
中には声聞こえてるか??
そんな老夫婦が静かな声で
「おい。」
「はいよ。」
それだけでピタリと男風呂と女風呂の暖簾を
同時に開け出ていく夫婦を見た時には
感動すら覚えたのです
その老夫婦には少しの音の気配?動きで
多分着替え終わったな。。
そんな阿吽な感じが私は大好きだったのです
夫婦の重みや相手の気配を伺い
お互いが待たせまいとする思いやりや息づかい
そしてそんな生活感が私は大好きだったのです
きっと今の時代では考えられないこと。。
しかしそんな風景を今でも求めている私は
時代遅れなのでしょうか?
最後までご愛読ありがとうございます
銭湯は情緒があり季節がある
そして何より愛があるのです
皆さんもいかがですか?
真剣にご結婚をお考えの貴方
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Posted at 09:39