【悲しきスコット】
「お父さん聞いて！
ひまりビックリしたわ！」
「どうした？どうした？」
「それがさぁ。
１年間も通ってるやん。英会話の教室。」
「少しは喋るんか？」
「それが、全く（笑）」
「興味無しか（笑）」
「まぁ、あるのか無いのか（笑）」
「それは別に構わんけど
この前さぁ。。。
英会話の教室のパーティーがあってさ。
いつも送り迎えはしてるねんけど
私も楽しみにしてた訳。」
「参観日みたいなもんやもんな。
そりゃ楽しみやわ。」
「でしょ？１年間でどれだけ成長したか。
親やから。そりゃ楽しみだった訳さ。」
「まぁ楽しそうにしてるの
いつも見てるからわかってるねんけど
途中でね。」
「ほうほう。面白そうやないか。（笑）」
「ひまりさぁ。先生の名前呼んだのよ。」
「先生の名前？ 」
「ところがさ。
先生の名前はスコットっていうのに
ひまりなんと！
その英会話教室の名前を呼ぶねんで！」
「そう。〇イズって言うねんよ。その教室。」
「スコット先生に向かって
〇イズ！！〇イズ！！やで。。」
「えっ？スコットって知らんの？」
「もちろん、一年間通ってるから
知ってると思ってたら
全く、興味ないのか
スコットを覚えてないのよ。」
「・・・・・先生ビックリしたやろなぁ。（笑）」
「OH！！ヒマリ！！
マイネームイズ！スコット！！
って言ってた。」
「その時の私の恥ずかしいこと。。
恥ずかしいこと。」
「そりゃオモロー（笑）」
「ひまりはキョトンとした顔してたけど。（笑）
ひまり！！スコットでしょ！スコット！！
って大きい声だしたわ。」
そうなのです。
孫娘のひまりは、興味があるものに対しては
特別？といっても過言じゃないくらいの
私たちが「えっ？そんなこと覚えてるの？」
とビックリさせられるのですが
全く覚える気がないことに関しては
脳から逃げ出すようにインプットしないのです。
「誰に似たんだか？」
「そりゃ！Kーすけよ！！
全く一緒！！ひどい（笑）」
娘の旦那さんも
そういえば、そんな感じなのです。
「そんなに似てるか？（笑）」
「もう。怖いくらい（笑）」
「まぁええんちゃうか（笑）」
「英会話覚えるんかなぁ。（笑）」
「まぁ無理やな（笑）
しかしスコット先生可哀相やな。」
「そうやで。オーマイガッとやで（笑）」
まぁいいか。。ひまりは可愛いから。
（完全にジジ馬鹿で申し訳ない）
最後までご愛読ありがとうございます
スコット先生。。いつの日か
ひまりにこんな文章教えて下さい。
「アイラブ グランドファザー」
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
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Posted at 09:39