いつも主人のブログをお読み下さり
心から感謝いたします。
本日は私の父の月命日にて
書かせていただきました。
ご覧頂ければ幸いです。
【７月、父の月命日にて】
親孝行する事なく逝った父へ
「佳子、これ 食べるか？」
スーパーで買い物中の出来事。
向こうの方からニコニコ笑顔で私をみつめ
お菓子の袋を差し出し
さも「美味しそうやで、これ食べるか。」
と言わんばかりの
満面の笑顔で優しく微笑む父。
私は今でもその光景が忘れられないのです。
寡黙で優しい父。
晩婚の末、40歳手前にして出来た私を溺愛し
大切に育ててくれた父
そんな父が、癌で亡くなって
もう20年が経つのです。
そう、あれはちょうど震災の年。
癌で闘病4年目だったのですが
震災で無理をし、病気が進行していったのか
あっという間に、去って逝ったのです。
後で知ったのですが
激痛にも耐えていたのか
「痛い」と云う言葉を聞いた事が無い程
我慢強い父でした。
震災直後
自分の余命を感じていたのか
私の家で一ヶ月程一緒に過ごし
その時の滞在中での一コマでした。
言葉を発する事はなく
ニコニコ笑顔を私に向けた
その笑顔はとても深く
言葉はなくとも、深い愛情を感じたのです。
あの時のあの笑顔
最高の笑顔だったなぁ。
私は、そんな父が大好きでした。
生きてさえ居てくれたなら。。
と何度、思ったかわかりません。
せめて、夢で会えたらと思うのですが
それすらも
思いのままにはいかないのですね。
最後までご愛読頂きありがとうございました。
忘れることはない
あの時のあの笑顔
「佳子、これ食べるか？」。。。
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Posted at 09:39