【君なら当たるかも知れない】
「今月はツイてる。いっその事
宝くじでも買っちゃいますか、お母さん」
「何処かに売ってるの?」
「あそこ!あそこ!」
ハーバーランドの中央広場の隅の辺りで
見かけた「宝くじ売り場」
「一等2億円出ました!」
「ロト6一億円出ました!」
派手な装飾?に引き寄せられる様に
一人で見に行くと
宝くじ売り場のお姉さまが
「如何ですか?明日、ロト6ですよ!」
威勢が良いぞ。。
「お客様如何ですか?ロト6」
「買っちゃおうか!」
そうは言っても
財布を持っていない私が買える訳では無く
(いつも一緒に居るので
財布を持つ意味が無くなってしまった。)
少し離れたところで
孫の洋服を見ていた家内を
「おおーいい!お母さん、ロト買お、ロト」
「また買うの?」
「なんか今のわたくし。
当たりそうな気がします。」
「アカンと思います。わたくし」
「買わないと
後悔しそうな気がします。わたくし」
「買わされそうな気がします。わたくし」
宝くじ売り場の前で
バカなやり取りをしていたら
売り場のお姉さまが
「なんだか。
当たりそうなご夫婦ですね。明るいから。」
とそんな事、本当に言うのかとは
思ったのですが聞き間違いでは無く
もう一度聞き直すと
「当たりそうですか?私達?」
「はい。それはわからないけど
凄く運が強そうで。」
「私?」
「ご主人もそうですけど
奥様が、とても明るいので」
「ですか!じゃ私買います!
適当に1000円」
「じゃあこれで。」
当たるかも知れない、ロト6の紙を持って
家内はもう既に
当たったみたいな顔をしているのです。
「お母さん、今のその笑顔。
当たるかも知れんぞ」
「あっはあはっっっはあははっは!!
当たる訳ないやん!
当たらん方が良いのよ、宝くじなんて(笑)」
「じゃぁ何で買うの?」
「お父さん買いたそうだったから」
「それだけの為に?」
「うん。それだけ。」
「じゃぁ当たったら知らんで。やらへんで」
「ははははははは!!
当たらない、当たらない。
1万円でも当たったら
美味しいもん食べに行こ。」
こんな、夢の無い女房。。
つまらん。。つまらん。。
「当たって欲しいとか思わんの?」
「そりゃ当たって欲しいわ。
でもね。別に良いの。
私にはもっと大切な物があるの。」
「おおおお!!何?何?俺か?」
「内緒。。ふふふ」
この欲の無さは何なんだ。。
宝くじは、欲の無い人が
当たった事が多いって聞いたぞ。。
ひょっとして、君なら当たるかも知れない。。
「お父さん!
ラッキーポン吉!!
当たっちゃった!!」
なんかそんな日が
来そうな気がするのです。
て言うか当たれ!
毎回外れの「宝くじ!」
そろそろ当たれ! ハゲ!
「お父さん、ダメ!欲があるのはダメ!」
当たり前じゃ、欲あるわ!宝くじやで!
最後までご愛読ありがとうございました。
結果、どうだったって?
外れまくりじゃ!!
次回は無欲で、一人で買っちゃおう。。
☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい。
資料請求の方はこちらから
メールでお問い合わせの方はこちらから
ご来店ご予約の方はこちらから
お電話の方はこちら078-707-6111です
心よりお待ちしております。
☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘
Posted at 09:39