”K田先生 ②”
「もしもし、担任のK田です
おたくの息子さん
修学旅行に行かないんですか?」
「あっ、先生!えっ?どうして?」
「いやぁ、修学旅行の積立を
されて無いもんで
如何なされたのかと」
「へええ?!そんなはずは無いです
毎月持って行かしてますが。。」
「いやぁ、一回も
積み立てしてないのですが。。」
結果、修学旅行の積み立て金
毎月3000円の10回に分けて
払込していたと 思っていた
オカンの怒りは、相当なもので
「こら!!!お前は、どないしたんや!!
アホ!!!」
烈火のごとく、怒るやら
泣くやら、わめくやら
まさか、覚えたてのタバコと
雀荘代に消えたとも言えず
あまりに怖いので
「この話が、オヤジにいったら
間違いなく。。」
と思い
「オカン、誤解や、大丈夫や
友達に貸したんや!」
「誰にや?!Y崎君かT川君か?」
「それが、K谷や。。」
「えっ!K谷君が、どないしたんや。。」
オカンにとってK谷君は
私の数多い悪友の中でも
家が大きい!だけで
信用に値する、友だったのです。
「オカン、実はK谷がな。。」
この時、オカンにあり得ないウソを
言うくらいしか この場を
乗り切る事で絶対に
オヤジの耳に入ってもらったら
困ると、苦し紛れの一発。。
「オカン、あのな、K谷
実は家が大変らしい。。」
「なんや!どうしたんや
大きい家やないか。。」
「お父さんが
仕事失敗したらしい。。」
「あの、お父さんがか?」
「そうや、そうらしいで。。」
「それで。。お前がなんで、K谷君に。。」
「あいつ、飯も食うてないらしい。。」
「そんな困っとんか。。」
「そやから、俺がこずかい
貸したっとんねん。。」
「そんな、可哀想な。。」
「そやろ?ほっとけんやろ?」
「お前はえらい!!」
「いや、そんなんあたり前やろ。」
「ところで、なんぼ貸したんや?」
「3万や。。」
「そうか、もう返してもらわんでええ!
困った時はお互い様やショウジ!
お母ちゃん、おこらへんで!
男はそれぐらいでないとアカン!
さすが、お母ちゃんの子や!」
「いやぁ、本人返すと思うで。。」
「アホ!!!もうええ!
そんなもんもらうな!
男やお前は!」
「ハイ。。」
「よし!K谷君、今晩連れておいで
お母ちゃんが美味しいもん作ったる!」
何とか、今晩と張り切る
オカンを振り切り
オカン、堪忍や。。
俺や。。俺や。。
K谷許してくれ
と思いながらも
勢いのついたオカンが
今にも K谷の家にでも
行きそうなのを止め
K谷に電話をし
「K谷、俺や。
お前は俺に
お金を借りてる
そういう事にしてくれ!」
「はぁ?なんで俺が?」
「まぁ、ユックリ話するけど
助けてくれ!」
「わかった、なんせ、
オカンを止め!ゆうことやな」
「そうや」
「おもろそうやな。。
また聞かせろ。。」
結果K谷は
「家が、お父さんの事業の失敗により
お金を借りた可哀想な友達」
に、なって頂き。。
「よっしゃ!お母ちゃんな
ヘソクリ出したるからな
お前はちゃんと 修学旅行は
行かなアカンで!」
「オヤジには?」
「アホ!そんなもん言うかいな!」
悲しいくらい、お人好しなオカンを
いくら苦し紛れの話といえ
その瞬間の罪悪感は
あまりにもの苦しさで。。
その日のうちに
「あの。。実は。。」
と正直に話をしたら。。
正直に話すもんではないと
今でも後悔するくらい
どつきまわされ。。
そんな、おバカな私が?行った
修学旅行。。 もちろん
行けない事情がある。。
と思っていた私が急遽
行く事になった修学旅行にK田は
「めっちゃ、楽しみやな。。」と。。
そんな、K田先生
待ちに待った修学旅行。。
そんな大事な当日に
何とK田先生は。。
☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘
真剣にご結婚をお考えの貴方
私達にお任せ下さい。
まずは、安心の資料請求から
メールの方はこちらから
電話の方はこちら078-707-6111です
お待ちしております。
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「こら!!!お前は、どないしたんや!!
アホ!!!」
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泣くやら、わめくやら
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雀荘代に消えたとも言えず
あまりに怖いので
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間違いなく。。」
と思い
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友達に貸したんや!」
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私の数多い悪友の中でも
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「オカン、実はK谷がな。。」
この時、オカンにあり得ないウソを
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困ると、苦し紛れの一発。。
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実は家が大変らしい。。」
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大きい家やないか。。」
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仕事失敗したらしい。。」
「あの、お父さんがか?」
「そうや、そうらしいで。。」
「それで。。お前がなんで、K谷君に。。」
「あいつ、飯も食うてないらしい。。」
「そんな困っとんか。。」
「そやから、俺がこずかい
貸したっとんねん。。」
「そんな、可哀想な。。」
「そやろ?ほっとけんやろ?」
「お前はえらい!!」
「いや、そんなんあたり前やろ。」
「ところで、なんぼ貸したんや?」
「3万や。。」
「そうか、もう返してもらわんでええ!
困った時はお互い様やショウジ!
お母ちゃん、おこらへんで!
男はそれぐらいでないとアカン!
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「いやぁ、本人返すと思うで。。」
「アホ!!!もうええ!
そんなもんもらうな!
男やお前は!」
「ハイ。。」
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お母ちゃんが美味しいもん作ったる!」
何とか、今晩と張り切る
オカンを振り切り
オカン、堪忍や。。
俺や。。俺や。。
K谷許してくれ
と思いながらも
勢いのついたオカンが
今にも K谷の家にでも
行きそうなのを止め
K谷に電話をし
「K谷、俺や。
お前は俺に
お金を借りてる
そういう事にしてくれ!」
「はぁ?なんで俺が?」
「まぁ、ユックリ話するけど
助けてくれ!」
「わかった、なんせ、
オカンを止め!ゆうことやな」
「そうや」
「おもろそうやな。。
また聞かせろ。。」
結果K谷は
「家が、お父さんの事業の失敗により
お金を借りた可哀想な友達」
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ヘソクリ出したるからな
お前はちゃんと 修学旅行は
行かなアカンで!」
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いくら苦し紛れの話といえ
その瞬間の罪悪感は
あまりにもの苦しさで。。
その日のうちに
「あの。。実は。。」
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どつきまわされ。。
そんな、おバカな私が?行った
修学旅行。。 もちろん
行けない事情がある。。
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「めっちゃ、楽しみやな。。」と。。
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Posted at 09:11