“もっこすが呼んでいる”
「あかん、もう我慢できん、
ちょっと行ってくる!」
「えっ?何時やと思ってんの?」
深夜、テレビ番組で
ラーメンの特集をしていたので
「これは、来るね。。」
案の定、番組が進むに連れて、
完全に「ラーメン口」になり
もう、そうなると我慢が
出来なくなる自分を知っていて
「あかん、あかん、
こんな深夜にラーメンなんか
食べたらあかん。。」
隣を見ると、こちらが、
一人戦っている事も知らず
静かな寝息。。
それにしても、
「よくこんなに
美味しそうにたべるなぁ」と
誰にともなく溜息を漏らし
「まぁ、我慢するし、って言うか
寒いし、寝たら済むし。。」
と布団をかぶり、目を閉じても
「本当にいいのかい?
もっこすは呼んでいるよ。。」
と、駄目な私が現れて、
耳元で囁く様に、更に
「ええやないか!大丈夫!
食べたい時に食べたらええねん」
と。。
「いやいや、どうやって行くの?」
「嫁さん寝てるの起こすしかないやん」
と一人小芝居をしていたのですが
結果
一人着替えて車のエンジンをかけ
「もうすぐ!もっこすじゃ!!」
と走っている自分がいて、
その時にはすでに
何の迷いもなく
「ああ、そうです、俺は今、
もっこすを食べたいだけの男!」
と完全自己肯定になっていて
寝ぼけまなこで、送り出した
家内に一切の罪悪感もなく
一人「もっこす」を食べて
息をスーッと吐き
出てきた時の充実感の
あったこと、あったこと
やっぱり、食べたい時は迷わず、
いかなる時も行くべきやね
最後までご愛読ありがとうございました。
もちろん、帰って来た時は
ニンニク臭地獄を撒き散らしました。
「行かん奴が悪いんじゃ!」
(何だか今日は強気)
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