“100歳の詩人”
柴田トヨさんの詩の一節
くじけないで
ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射しやそよ風は
えこひいきしない
夢は
平等に見られるのよ
私 辛いことが
あったけれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに
目を閉じて
目を閉じると
お下げ髪の私が
元気に
かけまわっている
私を呼ぶ 母の声
空を流れる 白い雲
どこまでも広い
菜の花畑
九十二歳の今
目を閉じて見る
ひと時の世界が
とても 楽しい
90歳を越えて
詩作を始めた柴田トヨさん
とても、素直な飾り気のない
詩に心を打たれました。
皆さんもいかがですか?
一度朗読されてみては。。。
最後までご愛読ありがとうございました
100歳かぁ。。。
すごいね。。。
Posted at 10:32