”引越しのご挨拶”
「ピンポーン!!」
「誰か来てるで。
えらい早いなぁ、何やろ?」
モニターで見てみると、
めっちゃくちゃベッピンさん
最近、近所さんで
引越ししてきたぁ
と思っていたのですが
私達も朝早くに
起きてはいるのですが
強烈なスタイルで?
思いっきりパジャマの上、
顔も洗っていないし
髭も剃っていないし、
更に!!
夫婦でお揃いの丹前
THE昭和 (;^ω^)
な格好で家には居るのですが、
何を血迷ったのか
不思議にお揃いの
格好をしたがる家内がいて
「そんな事はどうでもいい」
と思いながらも、声色を変え
「はい?何か?」
「あの、先日こちらに引越ししてきましたので
ご挨拶にお伺いしました」。。
「少々お待ちくださいね」
(何を待つねん (^-^;)
「おい!どうする?」 (-_-;)
(何で俺が出てもうたんやろ?)
「そんなんどうしょ?」 (:一一)
(完全に、私は出たくない顔)
「お前出たってよ」
(最後の望み、無理だと思っていても (~_~;))
「お父さん、もう待ってるで」
(すでに、二階に上がりかけ (><;)
本当に仕方ないので、
何を思ったのか、この私。。。
毛糸の帽子を間深にかぶり
「どーも、初めまして!!」
(何でこんなテンションなんや (^-^;)
「初めまして、○○と申します、
この度、こちらに引越ししてきたので
ご挨拶に伺いました、
よろしくお願いします」 (#^.^#)
(何?この人?)
「おーい!お母さん
挨拶来られてるで!」
(すでに、逃げたい (;’∀’))
「あら、後丁寧に、
ありがとうございます」
(この、ハゲ、何で、呼ぶかな ”(-“”-)”)
その後は、仲良くお話して、
お帰り頂いたのですが。。。
(すでに、帽子を脱いでいた ( ;∀;))
あまりにも、
お美しい若い奥様で
後丁寧に美味しい頂き物まで。。。
「しかし、こんな格好アカンなぁ、
恥ずかしいわ」
(美しい奥様にデレっとしていた事を
誤魔化す様に (~_~;))
「まぁいいんちゃう、
いい人みたいやし」
(すでに、丹前を脱いでいる (*_*))
こんな、日もあると言うことで。。。
(嫁さんの立ち直り。。早。。)
最後までご愛読ありがとうございました
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