【雨の日も晴れの気分で】
時計を見ると午前5時08分
正面に淡路島を見ながら
ゆっくりとそらを乗せた車が坂を下って行く
「夜中の大雨、雷は凄かったね」
と、家内が呟く
あんな近くで感じた雷はいつ以来だろうか？
そんなことを考えていると
そらが雨の日の散歩
舞子駅の高架下に近づいていることに
気がついたのか、成長を遂げた両脚で
バタバタさせながら声にならない
「キューン、キューン！！」
と泣きだした
家内の腕の中で右に左に動き回るものだから
その体重で脚の爪が太腿に刺さるので
「痛ーい！！そらくん！！落ち着いて！！（笑）」
長い長い梅雨の間
この光景も何度目になるだろうか？
雨が降った時はお散歩に行けないので
雨が凌げる、この駅の高架下まで
ゆっくり約30分くらいかけて
そらのお散歩に来るのだ
「雨降ったからって
〇〇チ出来んかったらかわいそうやん」
そんな私の想いに家内も
「そりゃそうよね」
と出かけるのであります
それは先代のチョコの時もそうだった
雨が降っても待ったなし
むしろその雨を待っているんじゃないか？
と思うくらい
雨の日のドライブ散歩を楽しみにしていた
少し雨風にあたり海の香りを感じながら
それはそれは同じ場所を
何回も行ったり来たりしていた
年々リードを引っ張る力が
弱くなってきたことには
家内には触れないようしていた
そのチョコが亡くなり
益々若い時のチョコに似てきたそらが
力の限り私たちを引っ張りながら前に進む
雨が凌げないような場所にも行こうとする
「アカン！アカン！！雨濡れるやん！」
そんなことはお構いなしなのであります
とにかくその元気なお散歩は
チョコの時も感じましたが
天気がどうであろうと
たとえ何があろうとも
「雨の日も晴れの気分で」
何か大切なことを
犬に教えてもらったような気がするのです
こんな雨の日の今日もお見合いがある
大晴れの気分で行こうじゃないか！！
最後までご愛読ありがとうございます
しかしよく降る。。
どうなってるんだ日本は。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
おせっかいな私達にお任せ下さい！
心よりお待ちしております。
Posted at 09:39