【「良い子」でいる必要なし！】
「それで君は満足してるの？
幸せやって言える？」
電話口で会員さんは泣いていた
あっちゃぁ。。。
言っちゃった。。
これでサヨナラと言われた時に会員さんは
「今までありがとうごさいました」
頭を下げてお別れしたのだそうです
その直後私に電話があり
泣きじゃくっていた彼女の話を
ゆっくり耳をすませて聞いているうち
だんだん怒りが湧いてきたのです
交際1ヶ月とはいえ頻繁にお会いしていただけに
あまりに残念だった結末だったのです
少しでも気づいてやれなかったことが
悔やまれるばかりで、自分自身の中で
優しい言葉をかけてあげたいと思っているのですが
出てくる言葉は心とは裏腹ばかり
「なんで！？って聞いたったらええやん！
何も言わんとありがとうございました
なんてそんな良い子でいる必要ないよ！
気持ちを伝えないと！ 好きなんやろ？」
「ハイ。好きです」
「君なんもしてへんやん！
ちゃんとしてたと思うで！ 何か彼に腹たつわ！」
「先生、もういいんです
私いつもそうなんです。。
何か良い子で居たいと思ってしまうんです」
「せやけど
君は自分の気持ちに嘘ついたらアカンねんて
絶対に大切なんは、人にどう思われるより
自分に嘘をついて生きていくくらい
不幸なことないんやで
自分が一番頑張れるんは
自分自身に嘘がないことが
どんな時でも自分を励ましてくれるんやで」
「先生。（笑）何だか嬉しい
私、先生がこれだけ怒ってくれたんで
なんだか私前に進めそう
頭がスッキリしてきました！（笑）」
「そうなん？」
「ハイ！大丈夫です！前に進みます！
自分に嘘はつきません！
本当にヤル気になってきました！
また切り替えて頑張りますね！」
耳を澄まして彼女の声を聞いていたのですが
確実に最初より全然違う声色であったと思うのです
電話を切った家内が心配そうに
私の顔を覗きこんだのですが
「大丈夫、どうもない。心配要らない」
ハイ。嘘つきました。
どないやねん
最後までご愛読ありがとうございます
あんな男やめとけ！！
君にはもっとええ男おる！！
真剣にご結婚をお考えの貴方
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Posted at 09:39