【シミすら愛おしい】
「ほら見て！お父さん。
チョー君シミがいっぱい。。
ところどころハゲてるしね。。」
先日、いつものように
我が家のチョコ君を散髪に連れて行き
帰って来たチョコの肌感を
異常なほど触りまくる私に
家内が水を差すようにつぶやいたのです
「シミ？？あ。。ホンマや。。」
「もう１２歳やもんね。。」
そう言い残して
2階に洗濯物を干しに上がったのです
階段を上がる家内に大きな声で
「ちがうわ！！１１歳！！まだ１１歳！！」
その大きな声に家内からの返答はなく
チョコは何があったんだ？そんな顔をして
目を少し開けこちらを見ていたのです
「お母さんはアカンなぁ。。なぁチョコ。。
まだチョコ１１歳やもんな。。」
チョコに声をかけてじっくり見ると
家内曰く「シミがたっぷり。。」
だからどうしたと言うのだ！！
シミ！！そばかす！！
口臭！！足がガクガク！！
それがいったい何だ！！
１２歳！！１００歳！！
何歳だって良いのだ！！
全てが愛おしいのだ！！
年月を共に過ごした時間が長ければ長いほど
私は愛情が抑えきれないし
愛おしさが増すのみなのだ！！
結婚生活も家族も一緒なのだ！
チョコのシミですら私には
愛おしいとしか思えないのだ！
長い結婚生活でお互いに歳をとっても
はっきり言っておこう！
全てが愛おしくなって当然なのだ！
年齢で冷めるなら
それは本物ではないのだ！
新婚の頃が良かった。。
そんな事を言うような相手と
ベスカの会員さんには
出来れば結婚させたくないのだ！
そんなことをひとり考えながら
チョコのシミをなぞっていると
洗濯物を干し終わった家内が降りてきたのです
「チョコのシミすらも愛おしいなぁ」
改めて私が言うと
「そうやね。本当に愛おしいね。。」
だって。。
出来ればいつものように
「ハハハハ！！お父さんまだ言ってんの？！！」
何かツッコミを入れていただきたかったのです
なんだか嫌。。
この空気。。
最後までご愛読ありがとうございます
家内は何故いつも年齢を多めに言うのだろうか。。
真剣にご結婚をお考えの貴方
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Posted at 09:39