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夏のアルバイト1975 ②  [2015年07月13日]
【夏のアルバイト1975 ②】
 
 
当時、私が住んでいたのは
 
阪急六甲駅」から 山手の方に
 
バスで約15分くらいの閑静な住宅街で
 
神戸の街が一望に見渡せる
 
五毛という場所でありました。
 
 
 
今からデートに向かう私を心配して
 
ひとつ違いの兄と
 
5才上のデリカシーの無い兄が
 
冷やかしながら
 
 
「大丈夫か?なんか心配やなぁ。(笑)」
 
 
と言っているのを 聞きながら。。
 
 
デートの待ち合わせに
 
阪神御影駅」での朝10時の
 
待ち合わせにも関わらず
 
朝の8時には家を出たのです。
 
 
交換日記で
 
 
「プールに行こか?」
 
 
との提案に
 
 
「うん。福山君に任せるね。」
 
 
と言われたものの
 
親友のK君から
 
 
「ふっきゃん。いきなり、プールって。
 
 お前。よう考えてみぃ。
 
 相手も、もちろん水着やで!そう!水着!
 
 お前 ビキニやったらどうするねん!!」
 
 
当時、女子のスクール水着以外
 
あまりにお目にかかったことの無い私。。
 
 
「ビキニ!!!
 
 そらアカン!見られへん!」
 
 
「そやろ?そんなもん。見たら卒倒するで!」
 
 
「でもY。。行くって言うてたで。。」
 
 
「そら。もう。完全にファーストKissやな。
 
 デートの後は。」
 
 
「ファーストKiss??
 
 ちょっと待て。。なんでファーストKissや?」
 
 
「当たり前や。水着見せるねんで。
 
 女の子が水着見せる言うたら
 
 ある程度決めるからに決まってるやないか。
 
 それも、Yやで!Y!
 
 Y言うたら、今年のうちの学校の
 
 ミスグランプリ!!
 
 それもダントツの票やで。なんでお前に。。」
 
 
当時、私の通っていた共学の学校で
 
ミスグランプリコンテストというのがあり
 
Yさんは、入学間も無く
 
グランプリを取ったほどの
 
美人だと評判であったのです。
 
 
そんな美人と噂の彼女だっただけに
 
本当に近くに寄るのもはばかれたのです。
 
 
そんな彼女の水着姿を
 
今から独り占め出来る。。。
 
 
妄想に妄想が広がり デート当日
 
朝から、水着を履いたまま
 
待ち合わせに向かったのです。
 
 
一時間も前から
 
駅の改札口で待っていた私。。
 
 
 
すると、約束の時間ぴったりに現れたYさんは
 
自分が想像していたのとは
 
全く違った ジーンズにスリッパ。。
 
よれよれのTシャツ。。
 
 
夢が広がっていた私は
 
勝手な想像の中
 
 
「きっと、上品な傘の大きい帽子と
 
 白いワンピース。。」
 
 
制服姿しか見たことが無かった私には
 
あまりもの、イメージの違いに
 
 
「えっ?スリッパ。。」
 
 
アイビールックにBANの靴
 
髪の毛もチックでバチっと決めた 私。。
 
その上、ズボンの下には
 
水着まで履いている。。
 
 
 
「ごめんね。待った?」
 
 
「うんうん。全然。。
 
 じゃぁプール行こか?新神戸大プール。」
 
 
「うん。でもね。今日行けないの。」
 
 
「えっ?なんで?」
 
 
「うん。お父さんに叱られたんよ。
 
 男と二人でプールなんか!って。」
 
 
「ははは、そりゃそや。ははは。
 
 そりゃアカンわ。」
 
 
「うん。だから。。今日は、少し歩こか。」
 
 
「おお。歩こ。」
 
 
 
結果
 
阪神御影から3時間、歩き続け
 
その上、全く 緊張と肩透かしで
 
一切喋ることなく 駅のホームで
 
 
「じゃな。また。」
 
 
 
「福山君って。実は無口やねんね。」
 
 
と言われ 私の初デートは終わったのです。
 
 
その日以降、自然に交換日記すらも終わり
 
Yさんとの「恋」は終わったのです。
 
 
夏のアルバイトを含め
 
そんな情けない自分が
 
今、会員さんに、偉そうに
 
 
「デート?バッチリ決めちゃえ!
 
 自分をアピールしないと!」
 
 
と言っているのです。
 
 
それは、ひょっとしたら、あの夏のデートでの
 
自分の苦い思いからなのかもしれませぬ。
 
 
最後までお付き合い、
 
愛読頂き心から感謝致します。
 
 
今頃。Yさん。どうしてるかなぁ。。
 

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Posted at 09:39