【モーモーさん。】
「パンパンやって！お父さんアカンって！」
「何で？可愛いやないか。（笑）」
「食べさし過ぎ！チョコも苦しいって！」
見ると、気持ち良さそうに寝息を立て
お腹を 晒して寝入っている。。
「ここが好きなんよなぁ。。」
とお腹の辺りを触ろうとすると
「またおまえか。。」
と言わんばかりに
一回だけ、眼を開き
私を軽蔑？したみたいな顔をしたのだ。
通称「モーモーさん」と私達が呼んでいる
お腹のおへその辺りの「牛の斑点？」ぽい
彼の「モーモーさん」を触り倒しながら
彼の呼吸に合わせ
自分の手のひらを上下さすのが
たまらなく好きなのだ。
幼い時から、犬大好きだった母親の影響か
犬が家庭に居ないことは
考えられない生活を 送ってきた私にとって
犬の全てを、この年齢になっても
まだまだ、興味が失せることがないのだ。
「モーモーさん」もさることながら
大好きな肉球。。 尻尾。。舌。。
鼻の頭の濡れ具合。。。そう全てなのです。。
その上、思いがけもしない、犬の行動。。
出来うるならば、理解したい遠吠え。。
「お母さん。
なんで、ここモーモーさんなんやろ？」
「モーモーさん？そりゃ犬やからと違う？」
「そうじゃなくて
こんな斑点、面白いと思わんか？」
「そうかな？
でも可哀想よ、寝てるんやから。」
「そうかぁ。。
気持ち良さそうやけどな。」
「まぁ、チョコも諦めてるね。きっと。（笑）
この人アホやって（笑）」
「アホかなぁ。。。でもモーモーさん。。。」
「モーモーさんって。。（笑）
人に言ってもわからんよ。」
「だからカミングアウトしてんねん
モーモーさんとは。。って。。」
「おめでたいね。同じようなお腹して（笑）」
あっ！チョコが眼を開いた！
一瞬、視点の照準を私に合わし
ジーッと私の顔を見た。。
「おめでたいと僕も思います。」
そんな眼をした。。。
イイなぁ。。 それ。それ。
最後までご愛読ありがとうございます。
皆さんは如何ですか？
私がおかしいのでしょうか？
触りたくないですか？「モーモーさん」
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Posted at 09:39