”K田先生 最終話”
「ロン!当たり、それ、7700」
「ロン!それ、満貫」
「引っかかったな(笑)、3ピン」
授業中、学校では、考えられない
元気ハツラツなK田先生の 声が
旅館の部屋中に響き渡る。。。
「先生。。。。」
「どないしたんや、福山。。
元気ないやないか?」
それも、その筈で
K田先生が麻雀が強い
という 問題では無く。。
その麻雀の打ち方?が
あまりにもの凄さで
空いた口がふさがらない?とは
まさしくこの時の光景で
K田先生の麻雀は
後にも先にも
こんな洗牌は見たことがなく
「ジャラジャラジャラ。。」と
麻雀牌をかき混ぜ
自分の手牌が配られ
13牌を一目見て
「パタン。。」
と自分の牌を
裏向けに倒すのです。。。
「先生、どないしたん?
それやったらわからんやん。。」
「あぁ。大丈夫。。」
始めは「何の冗談。。」
「ロン!当たり、それ、7700」
「ロン!それ、満貫」
「引っかかったな(笑)、3ピン」
授業中、学校では、考えられない
元気ハツラツなK田先生の 声が
旅館の部屋中に響き渡る。。。
「先生。。。。」
「どないしたんや、福山。。
元気ないやないか?」
それも、その筈で
K田先生が麻雀が強い
という 問題では無く。。
その麻雀の打ち方?が
あまりにもの凄さで
空いた口がふさがらない?とは
まさしくこの時の光景で
K田先生の麻雀は
後にも先にも
こんな洗牌は見たことがなく
「ジャラジャラジャラ。。」と
麻雀牌をかき混ぜ
自分の手牌が配られ
13牌を一目見て
「パタン。。」
と自分の牌を
裏向けに倒すのです。。。
「先生、どないしたん?
それやったらわからんやん。。」
「あぁ。大丈夫。。」
始めは「何の冗談。。」
と思ったのですが
なんとK田先生!!
自分の持ち牌を
一瞬にして
「全て記憶!!」
していたのです。。
牌を、通常は、手牌を見ながら
「イーピン、リャンピン。。」と
並べていくのですが
K田先生!
バタッと倒して
牌を並べかえる事もなく
さらに、驚いたことに
手牌を見る事もなく
全て盲牌で
引いて来た、牌を
入れたり出したりしているのです。
「それ、当たり。。」
と、表を向けた時
バラバラながら・・・
確かに間違いなく
それは「当たり。。」
なのです。。
そんな事があるのか!
と思いながら
初めて見た光景に
只々、一同 唖然!!
頭の構造がどうなっているのか
後にも先にも
あんな?麻雀は初めてで
それ以降、今ではもう
麻雀をする機会も無いので
御無沙汰していますが
人生であんな麻雀が強い人に
出会った事はありません。
そんな、K田先生の
訃報を聞いたのは
あの修学旅行があった
4年後の夏でした。。
あの時以来、K田先生は
担任を持つ事もなく
私が卒業した後、身体を壊し
学校に行ける回数も 減り
入退院を繰り返していたらしいのです。。
私は、忙しい日々を過ごしながら
K田先生の 噂を聞きながらも
最後は、自宅で静かに
静養されている
としか聞いておらず
いつか、訪ねたいと思っていた矢先でした。
そんなK田先生のお通夜は
暑い夏の日でしたが
夕方から
バケツをひっくり返したような雨の中
「こんなに沢山!!」の人が集まっていて
K田先生の 「死」を
悼んでいたのが今でも
思い出すのです。
その時の参列者の多さを見て
これがK田先生の
全てであった様な気がするのです。
参列者の方から聞こえる
K田先生を敬うお話を聞きながら
それでも私の記憶の中の
K田先生ならきっと
「福山、オモロイ事やれ!」
えっ?こんな時に。。
と言いそうな気がしたのです。
K田先生
貴方は本当に素敵な先生でした。。
最後までご愛読ありがとうございました。
やはり、K田先生も
記憶に残したくて。。
☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘☘
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私達にお任せ下さい。
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メールの方はこちらから
電話の方はこちら078-707-6111です
お待ちしております。
なんとK田先生!!
自分の持ち牌を
一瞬にして
「全て記憶!!」
していたのです。。
牌を、通常は、手牌を見ながら
「イーピン、リャンピン。。」と
並べていくのですが
K田先生!
バタッと倒して
牌を並べかえる事もなく
さらに、驚いたことに
手牌を見る事もなく
全て盲牌で
引いて来た、牌を
入れたり出したりしているのです。
「それ、当たり。。」
と、表を向けた時
バラバラながら・・・
確かに間違いなく
それは「当たり。。」
なのです。。
そんな事があるのか!
と思いながら
初めて見た光景に
只々、一同 唖然!!
頭の構造がどうなっているのか
後にも先にも
あんな?麻雀は初めてで
それ以降、今ではもう
麻雀をする機会も無いので
御無沙汰していますが
人生であんな麻雀が強い人に
出会った事はありません。
そんな、K田先生の
訃報を聞いたのは
あの修学旅行があった
4年後の夏でした。。
あの時以来、K田先生は
担任を持つ事もなく
私が卒業した後、身体を壊し
学校に行ける回数も 減り
入退院を繰り返していたらしいのです。。
私は、忙しい日々を過ごしながら
K田先生の 噂を聞きながらも
最後は、自宅で静かに
静養されている
としか聞いておらず
いつか、訪ねたいと思っていた矢先でした。
そんなK田先生のお通夜は
暑い夏の日でしたが
夕方から
バケツをひっくり返したような雨の中
「こんなに沢山!!」の人が集まっていて
K田先生の 「死」を
悼んでいたのが今でも
思い出すのです。
その時の参列者の多さを見て
これがK田先生の
全てであった様な気がするのです。
参列者の方から聞こえる
K田先生を敬うお話を聞きながら
それでも私の記憶の中の
K田先生ならきっと
「福山、オモロイ事やれ!」
えっ?こんな時に。。
と言いそうな気がしたのです。
K田先生
貴方は本当に素敵な先生でした。。
最後までご愛読ありがとうございました。
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Posted at 09:45